空港での櫛並び

今日気付いたのだが、日本と韓国の空港には、チェックインや通関の際に、櫛並びというものが無い。 つまり各々の窓口に運を天に任せて並び、もし前方に分からんちんの右も左も分からないような外人が居たら、深く溜息をついてじっと待っている、という訳だ。

しかし、香港の空港では、どこへ行っても、行列する場所には櫛並びが当たり前になっている。 そう言えば、英国圏ではこれが一般的なのだ、とどこかで昔読んだような憶えがあるが、確かにそう感じる。

で、結論として言えば、やはり櫛並びは公平に感じるし、皆のストレスも少なくて済むような気がするんだが、どうして韓国と日本ではこれが導入されないのだろうか? 人件費の問題?

単純に推理すれば、韓国や日本は「お上」が強くて、下々の者達はじっと並んで待たされる位、当たり前だし、多少下々がストレスを溜めようがどうしようが、お上(=空港公団=国土交通省)は全然気に掛けない、という図式なんだろうな。

英国圏では、市民が強く、文句を言うから、不平を最小化する為に、公平な並び方を使っている、という風に考えると、これは文句を言わずに「非・櫛並び」で空港を使い続けている日本人(韓国人も)の民度の低さ、なのかも知れない。

今度、成田空港公団(っていうのかな?)に、メールを送ってみよう。