参議院選挙の投票率を高める方法を考えてみた

極めて簡単である。 

小学校・中学校・高校で、先生たちが子供に、

「あなたたちの親が、国民の大切な権利であると同時に、重要な権利でもある、投票に行ったかどうかを、選挙の次の日に、クラスで発表して貰う。 投票しなかった場合には、出来るだけ、その理由も訊いて来て欲しい。」

と、言ったらどうだろう。 

きっと、子供達は、親に「投票に行くよね!」と目をキラキラさせて尋ねるに違いない。 どうしても仕事で行けない人は、不在者投票というものが存在することも、先生が教えて上げれば良い。 投票先は、絶対に訊かない、と約束すれば、何も政治的な不都合は起きないだろう。

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どうして、学校で子供達に、このような形で、親が投票所に足を運ぶことを促す、そういう動きを起こすことが出来ないのか、それが全く理解出来ない。(それとも、既にやっているのに、僕がそれを知らないだけなのか)

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毎度のことだが、選挙の投票率が低い。 組織票を持つ自民党公明党に有利で、この状況を引っ繰り返すのが難しく思えてしまう。

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今の選挙制度が時代遅れで、1票の重みも不平等、死票の比率も高く、自分が投票に行ったとしても、状況を動かす一助に成り難い、無力感。 それらが折り重なって、平日の仕事に疲れたお父さんお母さんが、棄権してしまうのも、無理からぬこと、なのかも知れない。

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しかし、このままでは、自民党が日本を戦争に引き摺り込むだろう。 取り返しが付かなくなるまで、少子化を放置するだろう。 発展途上国並みに通貨の価値が無くなるまで、誤った経済政策を続けて、日本を衰亡させ続ける。

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何としても、投票率を上げ、真っ当な意見を持った人々が、政治に意見を表明する、そういう日本を作って行かねばなるまい。