蔵書の電子化を自炊代行業者に依頼してみた

大量に積読書籍を溜め込んで、本棚が満杯になりつつある状況を改善する為に、今までやったことが無い「自炊代行業者の利用」というのをやってみよう、と考えた。 検索した結果、良さそうな業者として、「未来BOOK」という会社を選んだ。

www.miraibook.com

書籍の縦の長さで単価が設定されている。 ページ数は関係無いらしい。 標準的な300dpiで単純にスキャンするだけだと、110円/冊の料金である。

OCR(工学的文字認識)を行うと、更に110円/冊が上乗せされる。

bizdrive.ntt-east.co.jp

自分の趣味趣向としては、後で内容からも検索出来て欲しいから、OCRは欲しいところだ。 スキャンする書籍は、和書・洋書・漫画になるが、漫画であっても、内容を検索出来る方が嬉しいだろうから、ここは、全ての書籍をOCRすることにする。

他に、カラーページをカラーでスキャンするか、とか、スキャンのタイミングをお任せにするか、急ぎにするか、等で、追加料金がかかってくる。

https://www.miraibook.com/user_data/scan.php

カラーのページはカラーで再現したいので、33円/冊を追加した。 表紙は、表表紙だけをスキャンして呉れる、それは無料。 後は、業者さんへの送料が、箱も含めて30kg未満であれば、1,100円。 スキャン納期は、お任せ(一番安い)で、依頼する。

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上記のような条件で、試しに79冊を送付してみた。 6/14に依頼を行い、Dropboxにスキャンしたファイル79個が納品されたのが、7/27。 金額は、合計21,087円、一冊当たり、267円。 他のユーザのブログにも書かれていたが、お任せでスキャンをして貰うと、大体は、1ヶ月半程度かかるらしい。 まあ、そんなに緊急なスキャンが必要な蔵書は無いと思うので、それは別に問題ではない。

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出来上がったPDFの精度も、文句の無いものだったので、今後も、自炊代行を使い続けようと思う。 だが、本棚の容量の問題が解決した、という安心感から、今まで以上に、気軽に書籍を入手してきて、読まずに電子化して、パソコンの中に仕舞い込む、というタチの悪いループに迷い込んだのかも知れない。 まずは、読むことから入らないといけない、と己を戒めるのであった。