膝の軟骨が断裂し、50年続けたジョギングを諦めざるを得なくなった

2022年11月1日を以って、僕はジョギングすることは諦めざるを得なくなったようだ。 ジョガーであり、トライアスリートでもあった、岩田整形外科

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の岩田院長にトドメを刺されてしまった。 

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この院長は、ラグビー、登山、トライアスロン、フルマラソン、と、文字通り「鉄人」のようなスポーツマンで、様々な怪我や障害を経験し、乗り越え、今は膝の軟骨が断裂していて、ジョギングを抑えている、という人物で、体験にも裏打ちされた診察は、信用出来る、と思っている。

 

今年(2022年)の春先から、右膝の内側に鈍い痛みが出るようになり、ジョギングすると特に痛みが走るので、2週間ほど走るのを止めて、痛みが引いたところで再び走ってみたら、それが悪かったようで、更に症状が続いてしまい、秋になっても膝を深く曲げると痛い状況が続いてしまっていたのだ。

 

MRIとレントゲンを撮って、画像も分析したが、やはり軟骨に割れ目が走っているらしい。 痛み止めの注射を打てば、直ぐに痛みは取れるよ、とは言われたのだが、それを誤魔化して動き回れば、却って軟骨の状態を悪くしかねない。 僕が求めるのは、あと30年は僕の突飛な発想と意識につきあって呉れられる、健常な肉体なのだ。

 

中学校1年の頃から、生活にジョギングを組み込み、還暦を過ぎても、週に2〜3回は、6000m程度をジョギングしていた、走るのが大好きな人間だが、移動に極めて大事な膝の軟骨が、経年劣化してしまったとなると、年貢の納めどき、なのだろうと、覚悟を固めることにした。 別の方法で、運動を続けて、健康を保つことにしようと。

 

一番目の方策は、風呂でのバタ足運動の継続、である。 2年ほど前から、入浴すると、風呂桶の中で、軽く動かすバタ足を1000回、毎晩続けていたのだが、これは案外、発汗するようだし、心拍数も多少は上がっている。 ぬるめのお湯だが、その中で腹筋や大腿筋を使い続けることは悪くないし、膝への負担も少なかろう。

 

二番目の方策は、筋肉量の保持、出来れば増強、である。 朝、行っていた、静的筋トレと、腕立て伏せと、体幹レーニングを、夕刻の入浴前にも1セット、行うことにして、上半身の筋肉を減らさないようにしよう、と考えている。 胸の筋肉が落ちると、シャツとかが似合わなくなって来るしね。

 

岩田院長は、念のために、膝に貼る痛み止め薬配合の湿布と、痛み止め薬も呉れたのだけれど、一回使ってみたら、余りに痛みが消えすぎて、却って危うく感じるので、使うのを止めた。 本当は痛い筈なのに、薬で痛みを隠してしまうと、無理な動きをしていることが察知出来なくなってしまうからね。

 

今まで、生活の中で、意図的に、体に良い、と感じていた蹲踞の姿勢を

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好んで頻繁に行っていたのだけれど、岩田院長に、きっぱりと「膝に悪いから蹲踞はやめておきなさい」と言われ、やらないようにしたら、正直行って、嘘のように膝の痛みを感じる頻度が下がっている。 もしかして、僕には蹲踞は向かなかったのかな、とおもうほど、今は膝の具合が良くなっている。 今後も、これは気をつけようと思う。

 

2週間後にもう一度来なさい、と言われているので、真面目に身を謹んで、状態が悪化していないままで、2週間後に診察に臨もうと思う。 体重の変動と、筋肉量の方も、注視しなくてはならないので、もしかしたら、体重計を、今より高度な製品に買い替える方が良いのかも知れない。 これは又、別の機会に書きたいと思う。

 

いずれにせよ、自分の人生で、主要な「健康維持手段」だったジョギングを、唐突に失うことになったので、正直、胸の奥の方で、寂しさがひゅうひゅうと吹き抜けているように感じる。 これからは、別のやり方で、体を可愛がって一緒に暮らして行けるようにしたい。 今でもフルマラソン走る、畏友塚本君を、改めて凄いな、と思う。