オフィスで熱いお絞り

仕事中、目や頭脳が疲れた時、熱いお絞りでゴシゴシと顔を拭きたくなります。 普段は、オフィスの洗面所にハンドタオルを持って行って、熱い湯で顔を洗うのですが、6月から11月頃まで、省エネの為、洗面所のお湯が出なくなります。 で、家内に教わったのが、濡れタオルを電子レンジで加熱して「熱いお絞り」に、というアイディア。

いや、大の男が語るには、少々みみっちい所帯じみた話だな、とは思うのですが。 随分と長い間、仕事場で熱いお絞りが欲しいな、と思っていたのに、電子レンジを使う、という妙案を全く思いつけなかったのが不思議です。 自分では結構アイディアマンだ、と思っていたのですが、まだまだこの程度なんだな、と気付かされました。 

眼が疲れて来ると、タオルを洗面所で洗って濡らし、社内にある電子レンジで60秒~70秒程加熱します。 結構熱い大き目のお絞りが出来上がって、眼周を押さえると随分眼精疲労が和らげられるような気がします。 顔が脂っこくなっているのも、爽やかに拭き取れて、気持良く仕事を続けられます。

女性の皆さんはお化粧があるから、こういう技を使えないのは気の毒なことだ、と思ったり。 しかし、男性でも、こんなことやっている人を今の自分以外に見たことが無い、ということは案外、知られていないアイディアだったのかしらん? 調べてみると、自宅で手軽にお絞りというのはあるんですね。 又、花王さん等が「「パソコン作業の目の疲れには蒸しタオルが有効」学会で発表」なんていう記事も見つけてしまいました。

ちなみに、デスクの上にお絞りを放置しておくと、30分~1時間程で結構乾いてしまいます。 空調の効いたオフィスが、いかに湿度を奪う場所であるか、良く分かります。 水分の少ないタオルを同じ時間チンすると、当然のことながら、多い場合より相当熱くなります。 私は水分が多過ぎず少な過ぎずの適当なところが好きで、ここ一カ月程、一日に少なくとも3~4回はお絞りを使うようになりました。