漫画
寡作ではあるが私が最も好きな漫画家の一人佐藤史生の代表作の一つ。 人工知能であるマニアックが絡んでいることもあるが、土着アミニズム(混沌と自由)と仏教(確立された秩序)のせめぎ合い、という図式が好きで、何度も何度も読み返している。 1984年の…
書道漫画である。 柔道漫画、競艇漫画等を描いてニッチな分野を描く漫画家と言われている河合克敏の最新連載。 紀伊国屋書店をぶらついている時にふと目に止まって思わず購入、たちまち読了してしまい、今は第二巻が楽しみで仕方有りません。 ■ 神奈川県の鎌…
この週末、金曜の晩に終電まで友人と食事して自宅に戻ったのが25時30分、酔いを醒まして入浴して寝たのが27時頃と、スタートでちょっと躓いたのが失敗だったかも知れない。 土曜の朝起きたらもう10時頃で、それでもまだ疲れてぼぉ〜としていて、前の晩友人と…
最近、本宮ひろしの「サラリーマン金太郎」を買ってきた。 まだ全巻は読破していないのだが、1巻〜30巻までは、金太郎がヤマト建設という二流の建設会社のサラリーマンとして暴走族上がりのアンチャンから上がってゆくストーリーだ。 最近開始された続編は、…
農大漫画、もしくは菌漫画、と呼ぶべきだろうか? 「菌を肉眼で見ることが出来る」という不思議な能力を持った沢木の農大生活の物語。 実は関心空間で何度もキーワードとして登場して激賞されているので、我慢できなくなってオアゾの丸善で1・2巻を買って…
漫画の陰陽師が13巻で完結した。 正直言って12巻辺りから全く理解出来ない世界に突入していて、13巻は殆ど訳が分からなかった。 どうして平安の都とエジプトがリンクしているのか、どうにも分からない。 何度か根気良く読み直せば理解出来るのかも知れないが…
眠れず、夜中に「シャカリキ!」を再読。 自転車に乗りたくなる。 一昨年位からこれを読んでは自分でもまともな自転車を走らせたくなっているのだが、相変わらずママチャリしか持っていない。 長男が寮に居る間は、彼のマウンテンバイクを借りられるのだが、…
長男の塾帰りを迎えに行って、待っている間に、ブックオフで酒見賢一の「墨攻」を見つけた。 以前、途中まで読んでいて、結局最後まで買わずに諦めたシリーズである。 酒見賢一は、「後宮伝説」が面白く、墨攻もとても面白かった覚えがある。 今回見つけたシ…
少女漫画の100円のものが、セールで50円になっていた。 騒ぐ程の大きな節約ではないが、これを機にちょっと棚を覗いてみたら、清水玲子の作品が何冊かあって、更には吉野朔美の「月下の一群」3冊があったので購入。 清水玲子は絵が好き。 吉野朔美も絵が好…
先週の水曜日に離日して訪韓、帰ってきたのが火曜日なので、木曜日に発売された少年チャンピオンは、もうどこでも買えないだろうな、と半分諦めていたのだが、羽田空港の1階ロビー売店に一冊残っていて、嬉しかった。44歳にもなって少年チャンピオンは無…
大和和紀の「はいからさんが通る」が文庫本4冊で売り出されていたので、それを衝動買いして、通勤時間で読む。 リアルタイムで読んでいた頃は、本当に楽しんだ本だったが、今読むと、まあ、懐かしいけれど、それほど感動的ってほどでもなかったことが分った…
昨日の晩は、22時頃、寝に行ったのだが、全く眠れなかった。 湿度が高いのと、布団が吸湿性の低い化繊と思われる材質のものに当たってしまったこと、他にも色々あって苛苛していたのだろう。 23時過ぎ、益々眠れなくなってしまった。 睡眠不足で疲れきってい…
今日は木曜日、週刊少年チャンピオンが発売される日だ。 「りかさん」は新潮文庫で買ったので、鞄に簡単に入るが、チャンピオンは大ぶりなので、自宅に帰る前に、電車の中で読了して、駅で捨ててしまわなくてはならない。 だから「りかさん」より先に電車の…
受験漫画、というカテゴリがあるとすれば、必ずその一角に挙がる筈の山岸涼子の異色の作品。 学歴信仰が頂点に達しようとしていた1976年、「花とゆめ」に連載された。(カテゴリのトップには「東大一直線」が来るとしても、だ) ■ 桜吹雪とともに現われた蘇…
ブックオフで買って、久々に読んだら、涙が頬に。(電車の中だったのに) う~恥ずかしい・・・ 歳のせいだけじゃなくて、昔からこういう話には涙腺が緩いんだよな。 ■ フィギュアスケートのペアの漫画作品としては、槙村さとるの「愛のアランフェス」と川原…
■ 世界最強のクライマー 人は彼のことをK(ケイ)と呼ぶ ■ 山に登ることなど全然無い私だが、この作品は繰り返し何度も読んだ。 ■ K2登山コース・バルトロ氷河の入口、アスコーレ村がある。 そこに”K”と呼ばれる日本人に似た世界最強のクライマーがいた。 …
PDAのPalmではない。 新書館Wings誌に連載中の奇妙な、しかし異様に魅力的な長編漫画である。 作者の獸木野生(旧名:伸たまき)がオーストラリアに移住してしまった上、連載が隔月というペースなので、彼女が無事に最後まで描いたとしてもあと10~20年はか…
青春柔道漫画として、変なSF技が出ない、しかし痛快で、読み出したら止められない秀作。 30巻纏めて5000円で古本屋で買ったのが運の尽きで、数回読み返してしまっている。 浜名湖高校の新入生5人が、柔道部を創部し、色々な苦心惨憺、切歯扼腕、七転八倒、…