自分の自由になるお金

家の買い物した領収書の精算をここ一年位していないので、それが心理的に負担になっている。 家の食材や子供の文房具用品みたいな家計から支出されるべきアイテムまで僕が払っている部分が相当ある為、僕の財布の中は殆ど空っぽである。 早いところ精算して、家計からお金を戻して貰わないと、新しいノートPCも、iPodも、新しいデジカメも、買えない。

もう数センチになる程の「家計と精算すべき支出」の領収書が溜まっているんだが、土日は子供と遊んだり、長男に勉強を教えたり、中学校受験に向けて学校巡りをしたり、関心空間の未読消化や自分の日記書きで忙しくて、なかなか精算の作業に取り掛かれないのである。 正直言うと、精算作業に精神的に何か障害物があるらしくて、会社の支出精算も、実を言うと、億劫で仕方ない面がある。

家内は、無駄遣いは止めよう、といつも言うのだが、実際には単に今までやってきたことをそのまま繰り返すだけで、将来に向けての必要な投資、という意識は殆ど無いように思える。 

江戸川台の父が囲碁を始めたいと言った時に、僕がポケットマネーでスーパーファミコン囲碁ゲーム「ゴライアス」を買ってプレゼントして上げたお陰で、父が囲碁を好きになり、毎日囲碁を楽しむようになった。 膝を痛めてテニスが出来なくなった今では、唯一にして最大の趣味としているのも、僕が10年以上前に思い切って父にスーパーファミコンという機器を贈ったからだ、と思うのだ。

人間は情報をやり取りして生きている。 情報を咀嚼しなくなると、ボケる。 だから、今度は江戸川台の父に10万円位のノートパソコンと、無線LANと、ADSL接続をプレゼントして、父が囲碁をオンラインで楽しめるようにしたい。

囲碁だけでなく、電子メールと、動画付インスタントメッセージを組み込めば、子や孫とのやり取りが増えて、ボケるのを防げるんじゃないか、と期待するわけだ。 それだけではなく、実家の江戸川台から遠く離れて長男の僕が平塚に住んでいるのだから、出来るだけ両親が元気なうちに顔を見せたり、話をしておきたい、と思うのだ。

早く家計の精算を済ませて、江戸川台情報化計画に着手しよう。