君子の三楽

f:id:Jota_Shimazaki:20190511191756j:plain

君子の三楽


自宅のトイレに下げてある日めくりカレンダーに、中国の故事成語が紹介されているのだが、初めて知るものも案外多くて、勉強になっている。 

「君子の三楽」とは、君子の三つの楽しみ、だそうだ。

 

・ 父母が健在で兄弟が元気なこと

・ 言動に恥じるところがないこと

・ 優れた人材を教育し、立派な人物に育てること

 

印象深いのは、どれ一つとして、個人の快楽・快感に繋がるものが無いことだ。 美味いものが食いたいとか、美しい女性を愛でたいとか、そういう個人的な快楽は、君子の楽しみではないらしい。 早速、与謝野晶子の歌とか思い出してしまったりもするのだけれども、自分も、今の世界観の伸展を目指すなら、そうありたいものだ、と思った。

bit.ly

新たな「投げ銭」の実験が開始される

起業家の光本勇介氏が、自分の著書で、投げ銭システムの一種をトライするようだ。

www.advertimes.com

アマゾン上で、キンドル本の方は0円で、紙本の方は390円で販売し、読後、面白いと思ったら、光本氏の立ち上げるウェブサイトで、支払いを更に行う、という仕組みらしい。

デジタル時代には、本質的にコピー出来ない作品は、無い。 それを防ごうと、作品を流通させる業界は、かなり無駄な努力を重ねてきた。(特に、音楽業界と出版業界) これらは殆ど全てが「前払い」システムを維持して行く為だった。

読んで、価値があると思ったら、後払いで、好きなだけお金を払う、というシステム、つまり「投げ銭」は、30年も40年も前から考案され、しかし、振込手数料が高過ぎたり、後払いでお金を払うには、民度が低過ぎたり、ということで、死屍累々であったことは、良く知られている。

dic.nicovideo.jp

しかし、今まで上手く行かなかったからと言って、今後もダメとは限らないし、又、本質的に何でもコピー出来てしまうデジタルの世界で、コンテンツを守り切って、確実に前払いの課金を実施する為に、無用な囲い込みの仕組みを作るのも、馬鹿馬鹿しい話である。

そして、図書館で借りた書籍に感動した時に、私たちは、作者に対して、感謝の意を伝える術を持たない。 作者が次の作品に取り掛かり、又、見事な作品を花開かせて呉れることを祈念して、寸志を贈ることが、出来ないのだ。(まあ、本当に真剣に調べれば、不可能ではないかも知れないが)

そういった問題への回答として、投げ銭システムは、私にとっては、希望のシステムである。 期待したい。

shimazaki.online

 

天皇・皇后の護憲発言と安倍政権へのカウンター

国会の議席数を背景に、極めて強引な政治を行なっている安倍晋三に対し、柔らかく、しかし、驚くほど強靭に抵抗を継続した上皇陛下と上皇后陛下。 日本とは、安倍や菅が「丁寧に(=強引に)」「全く当たらない」なんて言って動かして行けるようなガサツな国ではない。世界有数のフラジャイルで貴重な文化圏なのだ。

lite-ra.com

shimazaki.online

 

世界観を信頼出来る金融機関

まだ、口座を開設出来ていないのだけれど、開設してお付き合い頂きたい、と考えている金融機関がある。 城南信用金庫だ。 通常のメガバンクなどとは全く違うポリシーで経営されているようだ。

ブログだけでなく、城南信用金庫の経営理念・経営方針を見ても、ちょっと凡百の金融機関とは訳が違うことが見て取れるだろう。

早く、時間を確保して、口座を作りに伺いたい。

bit.ly

blog.goo.ne.jp

僅か1ナノグラム未満の乾いた唾液からでもDNA分析が可能な時代

ガムやタバコの吸い殻を捨てた人に反省を促す為に、香港の街で拾われたゴミから、僅かな唾液を収集して、DNA分析し、有り得そうな顔を作ってポスターとして街に貼り出す、というキャンペーンが行われている、という記事を読んだ。

wired.jp

プライバシーの問題とか、冤罪に使われるんじゃないか、とか様々な議論が起きているようだが、そもそも、ガムやタバコの吸い殻に含まれる程度の僅かな唾液から、DNA分析が可能になった、という点に驚いた。 そして僕自身は、遺伝子分析に抵抗が無い。 数年前に自分自身が、DeNA社の唾液による遺伝子分析を受けて、自分に家の遺伝的な傾向と、ずばり一致するな、と実感したところだからだ。

自分の考えを正直に言えば、より多くの人が遺伝子検査を受けて、ビッグデータでそのデータを解析し、どういった遺伝子だと、どういう注意が有効か、どういう風な育ち方をするか、ということをデータ蓄積出来たら良いように思っている。

bdm.change-jp.com

しかし、今我々が持っている価値観・評価基準だけで、個々人の遺伝子の優劣を判断してしまい、劣等と判断された遺伝子が排除されるようなことになると、本当の意味での多様性が失われてしまう気がする。 僕が展開しようとしている、情報伸展原理仮説の中でも、これは重要な部分になるだろう。

 

www.facebook.com

bit.ly

 

NHK危うし? マスメディアの良心が失われようとしているのか

NHKで計画されているという組織の改編について週刊ポストが報じた

文化・福祉番組部は複数ユニットに分割されることが提案されているという

局内有数の「反権力部署」とも呼ばれており、事実上の「解体」だと関係者」

 

昔から、NHKは商業主義に汚染されない、民放と比べて良心的な放送局であると思っていたので、当然のことながら、テレビを観るなら、殆どがNHKだった。

勿論、巨大組織だから、中にはおかしなことをやらかす者も居るだろうし、影響力が大きな機関で、政府の意向でトップの人事も動くから、政治の圧力もかかるだろうけれど、作る番組・作品については、一定以上の評価を与えて来ていた。

 

しかし。

news.livedoor.com

これは、重大な問題に思える。 NHKに受信料を払いたくない、なんて文句を垂れている馬鹿共なんかどうでも良い。 NHKの良心は守らねばならない。

何をすれば良いのか、どう動けば良いのか、まだ見当もつかない。 しかし、何かを行わねば、マスメディアの中で、唯一、ある程度の良心がある、と思っているNHKまでも、ゾンビ状態に陥ってしまうのかも知れない。 マスメディアが正常に機能しない社会は、政治や金権に恣に動かされてしまう。 そんな社会に、日本をしてしまいたくない。 もう、ぼんやり手を拱いている時期は過ぎたのかも知れない。

 

島崎丈太の記録 — TiddlyWikiによる雑記

三つ子の魂百まで、は嘘だったのか?

子供の頃に、弱点を矯正することで、大人になってから良い人生が送れる、ということで、「三つ子の魂百まで」というような諺が人口に膾炙しているが、最近、真逆の主張をしている、こういうエントリを見つけた。 そしてそれは私の感触に一致する。

 

www.mag2.com

子どもは苦手なことを直すのが苦手であり、子どもは自分を変えること、つまり自己改造ということがほとんどできない、というもの。

子どもの脳は乾いたスポンジのようなもので、吸収力が抜群だから、新しいものを入れればどんどん入る。大人たちは、そのような子どもの姿を目の当たりにして、「だから、子どものうちなら苦手なことも直るだろう」と思い込んでしまったが、実はそれは全くの勘違いで、生まれついた資質を、矯めることは、子供には非常に難しく、却ってこれは大人になら可能かも知れないことである、というのだ。

自分が受けた教育に、非常に思い当たる節がある。 そして自分が子供たちに施した教育にも、思い当たる節が有り過ぎる。 

もう今更、この代では修正しようがないが、孫の代には、お爺ちゃんが子供達(孫の親)に、上のことを説いて聞かせて、余り無茶な矯正を押し付けないようにしてやるから、嫌がらずに生まれて来て欲しいなあ、などと考えたのでありました。