台風一過だが、晴れ上がらず

昨夜、早く寝れば良いのに、深夜(というより、早朝?)の4時近くまで、「め組の大吾」を読み耽ってしまったので、朝9時半に起きてもまだ眠い。 これでは長男に「しっかり日常のペースを守って勉強しなさい」なんて言えたものではない。

まあ、そういう真面目で規則的な生活が常に送れる位だったら、僕ももう少し能力の開発が出来たのかも知れないが、こういうことを時々やってしまうのは、ある程度、自分の生まれつき、として諦めるしかない。 しかし長男にはもう少し自分よりましな生活習慣を持って貰いたいように思う。

自分でも、こういう無駄な時間の使い方を出来るだけ減らして、より良い生活ペースを守れるようになりたい、と思っているのだから、今後は反省して、出来る限り節度のある生活をしよう。(と、数百回目の決意を固める。) 誰かさんの禁煙宣言みたいだな。

朝起きると、台風一過の晴天を期待していた割には、案外な曇天で、ちらちらと小粒の雨が落ちてきていたりする。 随分肌寒く、昨晩頭も洗わず歯も磨かずに眠ってしまったのをリカバーする為に洗髪した身体が寒くてならない。

長女が、カルメン・サンディエゴで遊ぼう、とうるさい。

カルメン・サンディエゴは、僕が米国に留学していた15年前位に、既にMacintosh版が米国の小学生の間で大人気だった地理学習ゲームだ。 盗賊のカルメン・サンディエゴ一味が盗んだ品物を追って、「米国国内」や「世界」や「歴史」の中を追跡して廻り、順に一味を捕まえて、警察の中で出世してゆき、最後には首領のカルメンをも捕らえる、という単純な仕組みのゲームなのだが、案外面白い。

米国に居た時分には、米国国内版を随分やって、相当米国の州の位置を頭に入れたような気がしたのだが、今ではすっかり忘れてしまって、カリフォルニアとニューヨーク位しか覚えていないのが情けない。

長女は、英語がまだ全く分からないので、英語版のこのソフトを、僕に読ませて、訳させて、犯人を捕らえさせるのだが、どうも、段々にヒントを集めて、最後に捕らえるプロセスが面白いらしく、ここ数日、暇さえあれば、カルメンカルメンとうるさい。

ネットで調べてみると、一時期は日本語版も出ていたようで、日本国内の各県の紹介のようなバージョンも存在したようである。 まだ入手可能なら、やってみたいような気もする。