子供の受験勉強

長男は今年小学校5年。 公教育が、どう考えても満足行くレベルのものではない現在の平塚市では、少なくとも中学校からは私立に入れたいと思って、塾に通わせているのだが、随分長時間勉強しなくてはならないようで、ちょっと可哀想だ。

自分が小学校の頃、どんな風に遊んでいたのか、どれほど好き勝手に本を読んでいたか、ある程度憶えているだけに、あの頃の自分より厳しく時間を制限されている長男を見るにつけ、ちょっと時間を奪い過ぎているかな、と思う。

しかし、いい加減な受験勉強で結局開成中学校に不合格、流山市立北部中学校で3年間を過ごす羽目になった自分が、随分高校受験で労力を使ったのも確かなことだ。 中学受験で培った基礎の上だったので、中学校では実力テストの成績は割と良かったけれど。 (結果として早稲田大学高等学院に合格出来た高校受験は一応成功だったけれど、今度は自分が一体何をやりたいのか、何者なのか、それを探すのに大学卒業頃までかかってしまった。 ま、それはそれで別の話)

出来れば長男には、中学で合格して、少なくとも6年の間、一貫して気に入った事柄やクラブに打ち込めるようになって欲しいと思う。 今は囲碁が大好きで、囲碁の強い学校に行きたい、と言っているし、体を動かすのも好きで、先週はバスケットボールのクラブに入りたい、とも言っていたし。 ずっと続けてきたバイオリンの稽古も、ある程度形になってきたから、これも出来れば大きくなるまで継続出来ると良いなとも思う(ああ、なんて欲張りなんだろう、親ってのは)