地球本位制通貨制度

貨幣の裏側で信用を支えるものを指して「○○本位制」と言う。 金地金が信用を支えているなら、金本位制だし、銀地金なら銀本位だ。 以前、「貨幣の生態学」では、二酸化炭素排出権を「本位」とする貨幣を提案していた気がする。 まあ、あれは戯言だったな、とブームが去った今では思えるが、基本的な考え方としては、地上で経済システムの恩恵を受ける人類全員の「依って立つ生命の基盤」を本位として認定するのが公平だろう、という考え方だと思う。 

だとすると、大昔から僕が考えていた「地球本位制」、つまり地球全体を元本にする方式も、方法を巧く構築出来れば、提案出来る程度には形を作れるかも知れない。 今日はもう夜中だから、今後、もう少し形を考えて行こう。

宇宙エレベーター協会

長期的(数百年~数千年単位)で見ると、人類が生き延びる為には、宇宙に出る他は無い。 宇宙に出る為には、今のロケット打ち上げでは効率が悪過ぎる。 だから宇宙エレベータの実現こそが、人類が長期的に生存する為の必須条件なのだ、と信じている私なので、遅まきながら宇宙エレベータ協会にウェブ会員として登録しました(2012/04/30)。 

情報体としての人類が、地球の重力の束縛を断ち切って宇宙に旅立ち拡がって行く為には、宇宙エレベータが必須だろう、と信じて疑わない。(けれど案外、今の世間では知られていないようです) アメリカのIT長者達の多くが宇宙に投資しているのも、私と同じ理解からなのだろう、と思っているのですが、世界的にはどう解釈されているんでしょうね。

「宇宙エレベータ」じゃなくて「軌道エレベータ」と呼ぼう、とか、今のままじゃ実現が難しい、とか、色々意見もあるようです。 ウィキペディアの記事でも、まだ実現は遠い、みたいな書かれ方しているし。 しかし、そんな様々な情報も含めて、このKWを中心に勉強を進めて行きたいと思います。 大林組が宇宙エレベータ構想を公表、というのは、結構嬉しい話であったりもします。


日本が望みを託す宇宙開発の切り札!「宇宙エレベーター」の知られざるシナリオ

物性研究者吉野治一のぺーじ 【軌道エレベータ(宇宙エレベータ)の紹介】」

日経ビジネスオンライン ただの夢じゃない「宇宙エレベーター」 日本大学理工学部精密機械工学科 教授 青木義男」

「BLOGOS 宇宙エレベータ建設が日本の未来を切り開く(前半)(後半) - 山田高明」



====== 協会ウェブサイトから引用 ======

1.協会の目的

1.1.設立趣旨

 地球の資源が有限で環境が非常にデリケートであることに気づき、壊滅的な状況を回避しようとする人々の努力が始まっています。しかし、実際には根本的な対抗策を見出せず、誰もが少なからず焦燥感を抱いています。
また人々は、交通機関や情報技術の発達により世界の姿を認識しはじめ、さまざまな文化の違いに驚きつつも、人の世がどこであっても同じであることに気づき始めています。もう世界のどこにもおとぎの国も、楽園も、なによりも開拓すべき未踏のフロンティアは残っていません。もちろん広大な宇宙はすぐそこにあります。しかしここ数十年、地上から100キロ以上離れることのできたのは500人に過ぎず、宇宙はいまだ「上のほうにあるどこか」でしかないのです。

人類の発展は、政治や宗教、経済活動によってゆらぎます。しかし人類の発展の本質的な原動力は、火薬、内燃/外燃機関、電気、原子力、ITなどのさまざまなテクノロジーの発明ではないでしょうか。製鉄技術がなければ、数々の帝国も農業生産力の拡大もありえませんでした。造船技術なくしてアメリカ合衆国の建国もありませんでした。人類史とは人類が手に入れたテクノロジー史だと考えます。

では、次に見出されるテクノロジーとはなんなのでしょうか?人類の世界を変える人類史上、次に来るブレイクスルーテクノロジーとは?

私たちは宇宙エレベータが人類文明を次のステップに押し上げ、地球という限られた環境から解放し、広大なフロンティアと無限に近い資源/エネルギーをもたらす、次世代のテクノロジーの有力な候補と考えます。手に届くところに求めるものがあり、努力次第で手に入れられるのだという“希望”は、人々に多大な影響を与えるでしょう。宇宙エレベータが人類に与える意義とは、人々の世界に対する意識の拡大にあると考えます。

誰もが安価に宇宙に行くことができ、太陽系全体を行動範囲とする次の世代が手に入れる世界。「宇宙エレベーターで何が解決できるのか?」ではなく「宇宙エレベータがどう人類をかえるのか?」を実際に考えられる世界を実現するために活動していきます。(以下SE:宇宙エレベータ)

1.2.協会の事業
 (1)SE技術及び関連技術に関する調査、資料収集、情報管理・提供に関する業務
 (2)SE技術及び関連技術に関する技術開発、研究開発に関する業務
 (3)SE技術及び関連技術に関する普及啓発業務
 (4)SE技術及び関連技術に関する展示会、学会、競技会に関する業務
 (5)SE技術及び関連技術に関するコンサルティング業務
 (6)SE技術及び関連技術に関する商品の企画、制作、販売
 (7)SE技術及び関連技術に関する書籍の翻訳及び出版
 (8)その他、当法人の目的を達成するために必要な事業

2.運 営 方 針

2.1.運営基本方針
 ・「宇宙エレベータ構築のための社会環境整備」
 ・SEの構築に技術的/社会的な目途が立ったと判断できた時点で、SEの構築に向け方針転換を行う

2.2.運営方針
 ・運営基本方針を遂行するために、以下の運営方針を定める
 ・SEの構築に必要な技術開発を行い、また社会における関連技術の開発を誘導する
 ・一般社会に開かれた運営を行い、少しでも多くの賛同者と協力者を募り、関連する機関、企業、個人との良好な関係を保つ
 ・独立運営を可能とするための自助努力を行う
 ・あらゆる政治的、経済的、宗教的権力から独立を保ち、中立・公平を旨とする

2.3.定款
 ・社団法人の組織活動の根本規則として、定款を定める
 ・会則は、同種の法人の会則/運営細則を参考に順次整備していく

2.4.事業年度
 ・事業年度は4月1日から翌年の3月31日とする

3.運 営 形 態

3.1.会員制
 (1)正会員:当法人の目的に賛同して入会した個人又は法人
 (2)学生会員:学校教育法に定める学校法人(当法人が前記法人と類すると認める法人を含む)に在籍する者のうち当法人の目的に賛同して入会した個人
 (3)賛助会員:当法人の事業を賛助するため入会した個人又は団体
 (4)名誉会員:当法人に功労のあった者又は学識経験者で社員総会において推薦された者
 (5)WEB会員:当法人の目的に興味を持ちWEB上の情報入手を目的として登録した個人

3.2.代議員制
 ・代議員は、正会員の中から選挙により選出した個人もしくは法人で、任期は2年とする
 ・3名以上20名以下の代議員をもって、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律に規定された社員とする

3.3.総会
 ・代議員により構成される定時総会と必要に応じて臨時総会を招集する

3.4.役員
 ・理事及び監事は、代議員の中から選任する
 ・役員は3名以上10名以内の理事と2名以内の監事をおき、任期は2年とする
 ・理事のうち1名を代表理事として会長とし、2名以内を副会長とする

4.事 業 内 容

4.1.啓発活動
 ・SEと本協会の活動に対する正しい知識と認識を啓発する活動
 ・出版物の発行
 ・日本語版公式HPの運用
 ・国外の同種の活動における集積情報の日本語⇔英語での双方向翻訳と情報流通
 ・講演活動
 ・関連グッズ販売、ツアー企画
 ・技術競技会の開催と協賛
 ・表彰活動

4.2.SEの開発を促進するための活動
 ・教育機関向け各種プログラムの展開
 ・カンファレンスの開催
 ・ワークショップの開催
 ・国内研究機関への関連技術開発への投資の誘導
 ・関連技術の調査と開発の実施
 ・構築/運営に向けたステークホルダー間の利害調整

4.3.スピンアウトテクノロジーのビジネス化支援

4.4.SEの構築と運営に向けた各種調整

4.5.協会の運営

■ 2016/06/15 追記
なんのかんのとご縁があり、一般会員にさせて頂き、今年はもう一歩、踏み込んでお手伝いすることに。 正直言って、宇宙エレベーターの実現以外に、自分の子孫を含めた人類の、長期的視野での生存と発展は考えられないと思っているので、微力でも何かお役に立てれば、と思う次第です。
住所
〒106-0032 東京都港区六本木3-1-27 梅原ビル1-2F
団体名
一般社団法人 宇宙エレベーター協会
電話番号
050-3786-4321
人名
代表理事(会長)  大野 修一

12:31 am ぶらぶら機能に、「気になるKWぶらぶら機能」を併設しては?

ふと思ったのだけれど、ぶらぶら機能って、ランダムに数十万ある関心空間KWの何処かに飛ぶが、別途、自分がコメント書いたり、リンクしたり、ブックマークした、「関心を持ったKW」に範囲を限定して、ランダムに飛ぶ機能ってあったらどうだろう? 自分の過去の記憶を掘り起こす効果も出て、良いのではないかと思ったのだけれど。  もし未読消化を熱心に継続している人が居たら、その人は全てのKWを一応一度は見ている筈で、関心を持ったKWには上記の何れかのアクションを行うであろう、と思う。 そうでないKWは、ぶらぶら機能で又出てきても、やっぱり関心が無いんじゃないかと思うのだ。 もう10年ここで遊ばせて貰っているので、自分では覚えていないほど様々な書き込みをしている気がする。 それらを時折思い出しながら、最近の自分と比較したり、当時の想いを掘り起こしたり、というのもなかなか良いものではないだろうか。

死へ近づくことは福音で有り得るのか? ディルバート20111129

この週、何か悪くなりそうなことは全て悪く転がった。

明るい面を考えてみろよ。
君は死に7日だけ近づいたんだぜ?

ヘイ、そうだ、その通りじゃないか!
これが効き目を持つってのは、そら恐ろしいな・・・

全く同じことを同じようなタイミングで考えていたので、ドキッとした。
しかし、悲観的な意味ではない。
生を、今の自分の個体のみの人生に限定して考えるのではなく、自分の一族と触れ合った人々への情報拡散全て、と捉えた場合、死はある種の解放で有り得るかも、と思っていたのだ。

アップル純正BluetoothキーボードをiPhone4Sで使ってみる

Bluetoothキーボードの試用をやってみようと思う。
本心ではポメラDM100を試したいのだが、結構高いので、手元にある機材で我慢。
今の所、娘に買ってやったキーボードが殆ど使われていないようなので、もし僕のiPhone4Sに使えるようなら、使おうと思う。
で、やってみたらあっさりと使えたので、試してみることにする。(まあ、アップル製品同士なんだから、使えて当たり前か)

自分で様々やってみようと思うのだが、この場合、幾つかの疑問点・問題点があった。

(1)iPhone本体を何処にどう立てるのか。 電車の中で、iPhoneに入力しようとした場合、膝の上にキーボードを置いたとして、iPhoneをどこにどう置くかが難しい気がする。 これは電車の中で色々トライアルしてみる他あるまい。 リュウドのキーボードのように、最初からモバイル用途で作成されていて、キーボードのトップ辺りにiPhoneを立てるスロットが作りつけられている製品ならともかく、アップル社の純正品は、デスクの上で美しく鎮座する姿を想定して作られているので、膝の上でキーボードと本体を両方とも置いて入力する、なんてことは考慮されていないのだ。

(2)BTを接続したままで外出すると、家を出た辺りで電波が届かなくなり、接続自体は切れる筈だが、その後もソフトキーボードは出ないままなのかな? (これは今試してる) で、試してみたら、遠くに離れて電波が届かなくなるとBluetoothキーボードの接続が自動的に切れて、ソフトキーボードが現れる。 又家に戻った時にはキーボードの近くに戻った際に、キーボードを叩くと、再度接続する。 この辺りは便利である。 だが、消費電力はどの程度なんだろうか? 余り盛大に無駄にならないなら、今後はBTを入れっぱなしでも構わないかも知れない。 しかし、背中のバックパックに入れたまま運ぶと、どうもキーが押された時に逆にiPhone本体がスリープから戻ってしまうようなので、やはり背中に入れて運ぶのは難しいのかも知れない。 と思っていたら、キーボードは、電源スイッチを3秒長押しすると切れるんだそうな。 まあ、そうだろうな、そうでなければ不便でかなわない。

こうなってくると、iPhoneを何とか通勤電車の膝の上でBTキーボードと一緒に使いたくなってきた。 常にキーボードの向こう側にiPhoneを立てて置ける何らかの工夫が見つかれば、片道約一時間、iPhone経由で書き物が出来ることになり、滞っている自分のアウトプットが少し進むかも知れない。

ユニバーサルに使えるキーボードとして

ポメラDM100が気になる。 

以前から、PC毎にキーボードが違うと、不器用な自分には入力し辛いな、と思っていて、例えばハッピーハッキングキーボードのような製品を使おうかとも思っていた。
しかし、fepも含めて自分の使い慣れた入力環境を様々な場所に持ち運べて、通勤の車中でも短文を叩けて、というような贅沢な望みを、全て叶えられるような製品はなかなか出てこなかった。 初代のポメラも、思い切ったコンセプトで心を惹かれたが、結局QRコードの読み取りをせねばならない、という一手間が面倒に感じて、踏み切れなかった。

iPhoneは圧倒的に手軽で、どこででもネットに繋がる便利さがあるが、どうしても、入力速度が上がらない。 自分の手の不器用さを棚に上げて言えば、両手で打つ速度と親指一本で打つ速度が勝負になる筈がない。 勢いiPhoneからのメールはぶっきらぼうになり勝ちな気がする。 で、Bluetoothの外付けキーボードを色々と考えていたりもした。 娘のiPod2用に買ったアップル社の純正Bluetoothキーボードを使わせて貰おうかとも思った。(あ、そういえば、それは未だ試してなかったっけ)

僕は手が不器用なので、一つのキーボードで慣れると、他のキーボードに適応するまでに時間がかかる。 誰が何と言おうと、人間は一種類のキーボードを使い続けた方が入力速度が上がるに違いない。 だから、本来的には同一の入力インタフェースを会社でも自宅でも通勤途中でも使えるのが、一番効率的に違いないのだ。 fepも、同じように全ての局面で同じ入力具合で同じ反応を返して呉れたら、気持ち良く変換出来て便利だろう。 畢竟、キーボードというマン・マシン・インタフェースを通してしか、人間はITシステムと連携出来ないのだから、その部分を軽視するのは大きな間違いなのだ。 そして日本人である限り、日本語入力からは逃れられず、そこを円滑にすることで、今度は読む際の有利さ(漢字の視認性の高さ)で、英語等のアルファベット言語圏に対抗出来るのではないか、と思う。

そういう意味合いで、ポメラDM100には期待している。 自分のメイン機がノートPCなので、ポメラのキーボードと、ノートPCのキーボードが物理的にぶつかって画面位置が巧く取れない可能性もあるので、一度、現物を試してみたいと思う。 今(2011年11月20日現在)、アマゾンで予約受付中で、価格は3万円弱。 自分にとって安い買い物ではないので、ちょっと色々調べてからになるだろうが、触って、試して、良ければ購入してみようと思う。