帯をギュッとね!

青春柔道漫画として、変なSF技が出ない、しかし痛快で、読み出したら止められない秀作。 30巻纏めて5000円で古本屋で買ったのが運の尽きで、数回読み返してしまっている。

浜名湖高校の新入生5人が、柔道部を創部し、色々な苦心惨憺、切歯扼腕、七転八倒、臥薪嘗胆の末、遂に全国大会で団体優勝を遂げる、という成長物語なんですが、変にスポコンじゃない所が良いです。

作者の河合克敏さんのお父さんが講道館柔道五段で、この作品を書く時にも協力して呉れていたそうだが、完結を見ることなく亡くなられたと、最終30巻に書いてあった。 素晴らしい作品です。 ご冥福をお祈りします。

自分自身は格闘技の類を一切やったことがなくて、何となく憧れるだけなんですが、書斎の隅っこに置いておいたら、長男辺りが読んで「よし、俺、柔道やりたい」とか言い出して呉れないかな、とかほのかに期待していたりもする。 まあ、少なくとも朗らかな体育会系少年(巧クン)の人間像とか、知って貰いたいものです。

柔道のことも全然知らなかったんですが、少しはルールとか技の事も勉強出来ました。

最後の巻で、海老塚桜子ちゃんが酔って眠ってる時に、杉主将が告白(独り言?)する辺り、青春時代を思い出します。 桜子の人生に幸あれ!

★ところで、キーワードに「!」がついてる時は、フリガナにも「!」を付けるべきか? 発音しないんだったら、無しなんですよね?<技術担当様
団体名
夢をギュッとね http://www.coara.or.jp/...
URL
http://www.mine.ne.jp/est.2876/
人名
河合克敏 http://websunday.net/mangaka/...
団体名
講道館 http://www.kodokan.org/index_j.html
URL
http://www.setagayagakuen.ac.jp/