函館を歩く

朝、ゆっくり7時頃起きたら、函館は雨降り。 雪でないだけ、まだマシだな、と思いながら家族で朝食。 相変わらず充実した中身で、満腹出来る。

10時前にチェックアウトの準備をして、荷物を詰める。 今日の羽田への便は1650なので、一日函館の街を観てまわれる。 フロントで荷物を預けて、出発する。

市電の一日乗り放題券を購入した。 一枚600円なので、三回乗れば元が取れる計算である。 まずは五稜郭のタワーへ。 上に昇って、街区を

美しい城壁を堪能してから、タワーの下で夕張メロンソフトクリームと、スペシャルミルクソフトクリームのミックスを堪能。 確かに滑らかで豊かな舌触り。 270円は高くない。

逆に、外したのが昼食。 ラッキーピエロというハンバーガー屋に入ったのだが、脂っこくてぜんぜん美味しくなかった。(というか、我が家の口には合わなかった) 悔しいから娘の残した分も全部食べたけれども・・・

食後、再度市電でドック前まで。 閑散として寂しい地区である。 ドックも近くに見えるけれど、近寄れるわけでは無さそうだし。 港湾施設に興味の無い家内と娘は、早くも煉瓦倉庫街へと移動開始・・・ 趣というものを理解しない連中だなあ。 この荒廃・索漠した雰囲気が何とも言えないと思うんだけれど・・・

しかし昨日既にある程度煉瓦倉庫街も散策し終えていたので、早めに廻ってしまい、他に行く場所が無いので、函館山の麓の斜面の、洒落た一帯を散策することにした。 海を見下ろす景色の良い斜面で、多分、函館の高級住宅街なんだろうな、と思われる。

僕が来る前日、家族で散策して長女が楽しかったという、犬の居る喫茶店に入った。 可愛い犬、というからどんなのかと思ったら、非常に大きな黒いラブラドールだった。 二頭居て、良く躾がされている。 

長女が犬と遊んでいたら、店のご主人が「もっと大きい二倍位のが居るんだよ」と言って、ピレネー種(というのか?)の白い犬を二頭、連れて来て呉れた。 もっと大きいと言っても、この黒いのより大きなのが居るはずは無かろう、と思っていたが、本当にご主人の言葉通り、二倍位のサイズだった。 長女も最初は驚いて固まっていたが、そのうち白い毛並みを撫でて大喜びの様子だった。

ご主人は話好きの方で、色々楽しい話が出来た。 後で撮影したデジカメ写真を現像してお送りしておこうと思う。