食器洗い乾燥機

長年欲しいと思っていて踏み切れなかった食器洗い乾燥機を遂に購入しました。 機種はTOTOの 家庭用卓上型・6人分 食器洗い乾燥機『ウォッシュアップエコ 2ドアスリム』EUD510 ステンレス  EUD510です。 ヤマダ電機のネット販売で、定価97,650円が49,100円になった上、ポイントが9,329円分つきました。 他に取付に6,500円かかりました。

結構存在感のあるサイズですが、ステンレス仕上げのタイプを選んだので、狭いキッチンの中でも案外目立たないで済んでいます。 早速何度か使ってみましたが、やはり食器を洗っている間に他のことを出来るのが嬉しいです。(家内からは「皿洗いなんか滅多にやらなかったくせに」という突込みが入りそうですが)又、洗浄に必要なお湯の量が驚くほど少ないのも嬉しい。 家内の手荒れが酷くて、冬季は可哀想な状態だったのが、今年は安心していられそうです。 

余り沢山食器を詰め込み過ぎると、洗い残しが出てしまうようですが、適正な密度なら普通に手で洗うよりずっと綺麗な感じがします。 やはりけちけちせずに早く入れれば良かった、と早くも思った次第でした。 そういえば政府の省エネ推進活動の中にも、食器洗浄機の導入が含まれている、という風に聞いています。 これだけ楽なのであれば、どんどん普及するように政府の補助金を出す位でも良いのではないか、と思いました。 (後で調べてみると、ECCJ 省エネルギーセンターのサイトに、「食器洗い乾燥機」という項が設けられていて、年間約 8,960 円の節約、ということになっています。)

ウィキペディアで調べてみると、同じく「食器洗い機」という項目が立てられています。 「食器洗い機の普及によって家事負担が減る一方で、「食器を手で洗うという作業を知らない若い人が増えた」「文化の破壊につながらないか」という反対意見もある。」と記載されていますが、どんなものなのでしょうね? 別に皿洗いが文化だとは思わないし、いざ地震で電気が来なくなれば、嫌でも手洗いすることになろうと思うし。 

但し、食器の材料の種類や形状が食洗機の機能で制限される事態、というのは憂慮されるべきなのかも知れません。 クリスタルガラスや、熱に弱い材質、漆等も警告されていて、そういう制限があることで、日本古来の漆塗りの食器は段々減って行くことになるのかも知れません。 又、食器の形状にしても、食洗機で洗い易い形状、というのが持て囃されるようになると、「文化の破壊」と言えなくもないのかも。 1960年に松下電器が最初の食洗機を売り出してから、日本の食器市場に有意な変動が起こったかどうか、というと余りそういう話は聞きませんが、もしかすると今後、圧倒的多数の家庭がこれを使うようになったら、そういうことも計算に入れて食器を選ぶ家庭が増えるのでしょうね。

使い勝手に関しては、まだ使い始めて間が無いので詳しくは分かりませんが、価格ドットコムの口コミサイトをリンクしておきます。 ユーザーレビューによるレーダーチャートはかなりバランスが取れていて、良い形のように思いました。
価格
定価97,650円、実売40,000円程?
メーカー
TOTO[