電子名刺

ビジネスには不可欠だが、いちいち入力が不便な名刺。 そんな紙名刺の欠点を補って、ネット上のプライバシーの管理に敢然と立ち上がったのが電子名刺だ。 マイクロソフト社の.NET Passport絡みで、Sunを中心にLiberty Allianceが激しく鍔迫り合いする中、日本では全く無名のまま、「ソシオウェア社」が孤軍奮闘中。いや、実は孤軍じゃなくて、他にもライバルが存在してたね。 http://www.surame.com/ にライバルサイトがあった。 こっちの方は既に携帯電話にも対応していて、どっちかと言えばスメラ社の方が上手かも知れない。 頑張れ、ソシオウェア。 今は瀕死だがノベル社の http://www.digitalme.com をそっくり真似たようなサイト、段々良くなって来ているんだから。

★2003/11/14 ドコモが携帯電話のカメラで名刺上に印刷したQRコード http://www.qrcode.com/ を読み込んで名刺入力の省力化を図る仕組みを発表した、とのニュースを発見しました。 http://www.zdnet.co.jp/mobile/0306/... 昔1次元バーコードで面積が大き過ぎて失敗した案ですが、二次元なら行けそう。 是非頑張れ。 私の電子名刺の本意とは違う方向性だが、コンタクト情報の簡易な電子化は個人的には嬉しい。(嬉しくない方も居るだろうけれども)

2004/4/11 知合いの伝手でorkut http://www.orkut.com/ のメンバーになれた。 このメンバーシステムは、人と人の繋がりをより重視した仕組で、面白い。 これからはシステム重視のソシオウェアのようなものより、こういう繋がり重視の方が伸びて行くのかも知れない。 orkutは当面、色々遊んでみて、どういう使い方が出来るのが、調べてみるつもり。

2006/01/23追記
そろそろ、また、デジタルアイデンティティに関して、面白い動きが出てきつつあるのかも知れない。 SXIP Identity presentation

2006/10/15追記
ソニーが電子名刺サービスと称してBlogCruiserというサービスを開始するようだ。 アクセス権や、他のユーザとの名刺交換の概念は無い模様で、単に小型のプロフィール掲示カードのようなものらしいが、これで「友達申請」というのをやると、メッセージ交換が出来るようになるらしい。 イメージとしては極めてオープンなSNSみたいなものだろうか。 余り自分の希望する方向性の電子名刺ではないように感じるが、とりあえずリンク。 一応、So-net IDも取ってみた。 2006/10/18サービス開始とのことなので、来週申請してみようかと思う。

2007/09/14
Google社の動向で電子名刺にちょっと関係しそうなものがあった

2009/08/12追記
日本製の電子名刺サービスとして、SBI Businessのサイトで電子名刺を作ってみた。 相変わらず鶏卵関係で、ユーザ数が増えねば意味は無いが、取り敢えずは試してみようと思う。 きっかけは、池田信夫さんがこのサービスを使っていることに気づいたから。 どこまで、誰にプライバシーを明かすのか、等、ちょっと扱いが難しい部分もあるけれど、とりあえずやってみようと思う。

価格
無料。(しかし、今どうやって儲けてるのやら?)
メーカー
ソシオウェア・ドット・コム株式会社
年(代)
2000年5月30日からサービス開始
住所
東京都港区南青山 4-15-5
団体名
コンタクトXML部会