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皇国の守護者

明治時代辺りの技術水準による戦争を主体とした長編小説。 大日本帝国をモデルとしたとおぼしき「皇国」の北領(=北海道)に、露西亜帝国をモデルにしたらしい「帝国」が攻め込む過程で、主人公の戦争の天才、新城直衛が剣牙虎(サーベルタイガー)部隊を率いて活躍する。 小説では9巻まで、漫画では小説の2巻半ばでの内容が5巻仕立てになっている。 技術水準は明治辺りだと思うが、導術(=テレパシー)、天龍等、若干のファンタジー要素も入って来るが、筋書きの大きな流れには影響していない。

最初、漫画の方の1巻を読んで「おお、細部にわたって戦闘の技術側面が描写されていて面白い」と思い、既刊のものを買い求めたのだが、結局小説版の最初の部分である2巻の辺りで漫画が「完結」してしまったので、仕方なく小説版の方を購入した。 面白くて一気に読み通した。

尚、漫画版の打ち切りでは色々不満も噴出したらしい。 これから面白くなりそう、というところで、だっただけに同感。 

小説の方、勿論非常に面白く読めたが、膨大に張り巡らされた伏線が花開くべき9巻以降が出ていないのが残念。 作者佐藤大輔氏が執筆に飽いてしまったのか。 1巻プロローグ部分で、一応物語の概要は理解出来るものの、10巻以降が読みたいと思っているファンも多いのではないだろうか? 3年程空白が空いているが、今からでも全く遅くない、是非、続きを。

はてなダイアリー記載
皇国の守護者人名辞典
商品名
皇国の守護者〈1〉反逆の戦場 (C・NOVELSファンタジア)
価格
¥945
著者
佐藤 大輔
出版社
中央公論社
発売日
1998-07
URL
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4125005257/kanshin-1-22/ref=nosim