地球の歩き方

海外の色々な場所に旅行する時に、まずは出掛ける前に「地球の歩き方」を買います。 素人じみていると笑われそうではありますが、これを一通り読んで、概略を頭に入れ、それから街に出て歩き回る。 100冊を超えるシリーズなので、私のように極く一般的な旅行者には十分なカバー範囲。 情報の質がばらついているとか、不正確な部分があるとか、色々言われることもあるようだけれど、今までのところ、そんなに外れたことが書いてあったようには思わない。

国家の成り立ち、歴史、地理的な特徴、気候、風俗、宗教、産業、経済、商業等、一通りの知識を与えて呉れる便利な参考書です。(まあ、色々な方向から眺めて、内容に異論のある人もあるかも知れませんが) 土地によって編集され方がかなり違うのも面白い。 ショッピングのことばかりに比重の置かれている地域もあるし、インドなんかは非常に特徴的な熱い内容だったし。

写真は、今、手元にある「地球の歩き方」の数々(何冊か欠けてますが)。 年代を追うと「ああ、あの年にはあそこに家族旅行したんだっけ」とか「そういえばあの土地ではえらく苦労したな」なんていうことを思い出すことが出来たりします。 なかなか良い思い出の品になっています。 おまけに手にとって開くと、その土地で行った場所が折り返ししてあったりもする。

この先の人生で、あと何冊くらい、他の地域の「地球の歩き方」を買えることか、分かりませんが、機会があれば、未だ見ぬ土地に新しい「地球の歩き方」を携えて行って見たいものです。 せめてこのガイドブックに記載されている程度の土地の文化の知識は頭に入れて。
発売元
ダイヤモンドビッグ社