PTAホームページ作成係及びメーリングリスト管理担当が終了

長男の学校のPTAの関東支部のネット関連の役員をやっていたのだが、3月末で任期が終わり、ひとまず完了となった. 本日、次のネット担当の役員さんへの引継も済んで、ほっとした. 去年の後半から、仕事が忙しくなって、同時に激増したPTAのHPの写真アップロード等が追いつかず、心苦しい想いだったから.

昨年は、次に誰が担当するか分からないPTAのウェブ担当ということで、次代に繋げて行けるようHP制作の技術ハードルを低くし、そして携帯電話だけがネット利用の全て、というような非PC家庭にも親和性を持たせることが出来るように、ということではてなのブログを利用してホームページ運営を行っていたのだが、来年はどういうシステムになるか、今のところ分からない.

しかし、いずれにせよ来年の担当者の方は、多分、僕と同等かそれ以上のレベルのネットスキルがありそうなので、技術的には心配無さそうに思える. これは本当に運が良かったと思う. 

PTAのように、どういう技術レベルの人が毎年担当するか分からないような組織で、ネット上の伝達メディアの世話をしてゆく、ということは、今の時代では結構難しいことだと思う. 勿論、段々に父母会の技術レベルも向上しているので、多分、数年後には必ず複数の技術に明るい人が役員に存在するような時代になってゆくだろう. しかし、ここ数年はまだ確実にそれが続くか、安心出来ないと思うからだ.

又、技術に明るい役員が担当して、しかしネットリテラシの低い会員が在籍している、という時期は、メディアの設定と運営が難しいかも知れない. 会員の最低限のネットリテラシの見積もりが、自分たちの技術レベルや技術環境によって、より高く設定されてしまう可能性もあるからだ. 

今の時代のように、ネットリテラシのレベルが広く拡散している時期に、素人集団がネット上で情報伝達メディアを運営する、というノウハウについて、ある程度考察した論考などがあるのか、今度探してみようかと思う. 案外、この辺りは、注目されていないが、社会的には重要な問題だと思うから.