年賀状の住所データ収集のアイディア

今年の年賀状の中には一通もQRコードを使ったものが無かった。 携帯電話での使用が普及しつつあるQRコードを使えば、年賀状に一発で読み取れる住所(多分、電話番号やメールアドレスも含めて)を小さな二次元バーコードとして含めることが可能になると思うのだが、未だにそれをやっている人が居ないのは不思議である。 

そこで、一つ考えたのだが、これをウェブサービスのビジネスに出来ないだろうか、ということだ。

(1)年賀状の中に含める、QRコードの中の文字表現(XMLファイル)の規格を定める

(2)それに沿って、ウェブ上で入力し、登録した住所(と、電話番号やメールアドレスもオプションで)をQRコードに出力するサービス

(3)出力されたQRコードを、年賀状に各人が印刷する(もしくはシールで貼る)

(4)受け取った年賀状のQRコードを携帯電話で読む

(5)読み取った結果をメールで個人別アドレス帳管理用のウェブサービスに携帯メールで送信する

(6)受け取ったXML形式のデータをアドレス帳DBに自動登録する

(7)段々に名刺等にも同様の形式を拡大して行き、コンタクト先管理の標準的な方法として日本中に定着させる

(8)漢字圏内でも同様に普及させ、定着させる

ビジネスにするには、アドレス帳をオンラインで持つためのアカウントを有料で用意する、とか、複数の人間(例えば家族)でデータシェアする際に追加料金を貰う、とかいう方法で若干は稼げそうだが、畢竟、この手のサービスでは大もうけは難しそうでもある。