理科の自由研究

この夏は娘の小学校の宿題で、自由研究を何か一つやって、クラスの皆の前で一分間の発表をしなくてはならない。 で、娘と一緒に夏の初めに考えた課題が「洗濯物の乾き方」。 割と早めに準備して早めにデータを計測したので、順調だな、と油断していたのが間違えだった。 結局、というか当然のことながら、レポートに纏めて書いてゆく、という作業が一番大変で、その部分で3週間位、僕の週末を費やしている気がする。

本当は娘が一人で考えて一人で作成すれば良いのだろうが、小学校3年生にそこまで期待するのは無理だろ、と思って、割とちょこちょこ口出しして、実験方法とか、結果の分析方法とか、指導していると、こちらの時間も相当喰われてしまう。 自分が小学生だった時には、忙しかった親にはそんな指導して貰えなかった。 で、そのせいか相当後になってもレポートを書いたりするのは苦手だった。(単に頭が悪かったのかも知れないが) それを思うと、やっぱり最初の入り口位は手伝って指導してやろうかな、なんて思ってしまう。 でもこれ、多分、甘すぎるんだろうなぁ・・・

とはいえ、自分の力で考える、とか、自分の創造力を発揮する、というのは、こういう学年の段階で「レポートにまとめる」ような課題には適用出来ないだろう、という気がする。 そもそも論理的な構成なんて、習ってもいないんだから。 学校側でもそこまでの論理の整ったレポートを期待してはいない、ということなのかも知れないが、折角ある程度の時間と労力を費やすんだから、この機会に一連のレポートの書き方の入り口位のことを経験してみるのも悪くはない、と思う。

結果としては、娘も頑張って、案外面白い実験が出来た。 上手くまとめて発表出来れば良いな、と思う。