金閣寺

四条大宮東横インに二部屋取ってあるので、11時頃、荷物だけ置かせて貰い、第一の目標である金閣に向かった。 バスで四条堀川停留所から25分。 バスは混雑とまでは行かなかったが、4人家族全員が座れる程には空いていなかった。

停留所の掲示を見て、ウロウロしていた外人のカップルが居て、声を掛けて何処へ行きたいのか、聞いてあげようかと思ったのだが、こっちも大して京都に詳しくないしなぁ、と迷っている内にどこかへ行ってしまった。 しかし、バスに乗ると、暫く走ったら彼らがテクテク同じ方向に歩いているのが見えた。 で、こちらが渋滞していると、こっちを追い越して又歩いてゆく。 結局、停留所3ヶ所分位は、同じ方向へ歩いていたことになる。 もしかすると、金閣に行こうとしていたのかも、と思うと、ちょっと胸が痛むけど、ああいった時の対応は難しいものだ。

金閣は、バス停の辺りからもう、混んでいたが、中に入ると深い緑、瑞々しい苔で、結構涼しい。 木戸で料金を払って入場すると、張り替えられた金箔で輝く金閣が陽光に燦然と輝いていた。 鹿苑寺の僧侶達が余りに金閣が有名で、自分達まで「金閣「寺」のお坊さん」と呼ばれるのが嫌らしく、「鹿苑寺金閣」と但し書きが掲示されている。 確かに正式にはその通りだから、憶えておいて、今後は間違えないようにしよう。