関心空間の閉幕

15年楽しませて貰った関心空間のサーバが遂に閉じられた。 昨夜は今までのキーワードをこのはてなブログへエクスポートしたり、Facebook上に作った関心空間ユーザー会で、知り合いの方々と名残を惜しんだりで、結構忙しかった。 

 

関心空間は、最近は寂れているが、何となく、未来永劫続くように錯覚していた。 しかし、実際には、古くからのサービスだったこともあり、結構、ランニングコストが高かったようだ。 そして、最新のネットサービスへの移行も巧く行かず、結局閉鎖となったらしい。 残念なことだ。

 

かなり多くの知り合いが、最後にあたって、自分のキーワードや日記を、他のブログに移して、ネット上の活動を継続するようだ。 今後は、このはてなブログで、宜しくお願いします。

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はてなブックマークでの関心空間終了の扱い

終了の報に、結構な数のはてぶが付いてることに気付いた。 一時期、はてな関心空間と融合して呉れたら最強だな、と思っていたりもしたことを思い出す。 日記をはてなブログに移行し、キーワードは、はてなダイアリー辺りに移行すれば、なんか良い感じになりそうな気がしないでもないんだけど・・・ 

コピミズム伝道教会

関心空間アーカイブページ

情報工学を基本に、情報の複製と共有は聖なる行為である、としたスウェーデン発祥の宗教。 哲学を専攻する19歳の大学生イーサク・イェショーンスウェーデン語: Isak Gerson) によって 2010年に創始された。 



この宗教の信奉者たちは「コピミスト」と呼ばれている。同教会によれば、彼らは、意思を疎通させる行いは神聖なものだという信仰を持っている。
この教会のウェブサイトには、神や超自然的な現象については一切書かれてはいない。

彼らは、コピー・アンド・ペーストのショートカットキーとして知られている、Ctrl+C と Ctrl+V を聖なる象徴であると考えている。

全ての知識は全ての人のためにある。
知識の検索することは神聖である。
知識を循環させることは神聖である。
複製する行いは神聖である。

2012年1月5日、この教会はスウェーデン政府によって(法律上の)宗教として認められた。しかし、違法なファイル共有をも行いかねないこの宗教団体を認可したことは、この団体が違法なファイル共有をした場合に、この問題に対するスウェーデン政府の断固とした処置からこの団体を免れさせ得ることを示すものではない、と言われている。



情報工学をベースとした自分の世界観に良く適合しているので、スウェーデン語の情報が多いが、読み込んで日本語に翻訳し、日本のコピミズム伝道教会の拠点を作ろう、と思っている。 

海賊党党員として、元EU議員であった、Christian Engström のサイトに掲載された、コピミズム伝道教会の福音書

人名
イーサク・イェショーン
地域
スウェーデン
年(代)
2010
原題
Det Missionerande Kopimistsamfundet

関心空間ユーザー会発足と自分の動き

Facebook上に関心空間ユーザー会を作り、ありがたいことに既に80名近くのユーザーの方々が集まって下さっている。 バスケさんが日記をどうするか、ということで話し合いを開始しよう、と言い出して、どんどん動き出している感じ。 自分自身は、はてなダイアリーのブログと、関心空間の日記の棲み分けが結局うまく思いつかなかったせいで、殆ど日記機能を使わずにきてしまったが、本当は、関心空間に日記書きたかったんだよね、当初は。 ということで、一応、バスケさんの日記の引っ越しにも参加させて頂くことにした。

関心空間バックアップ方法(1)

最近、自分も含めて、活動状況が随分閑散とした感じになってきてるな、と思っていたら、とうとう関心空間終了のお知らせ。 そうなると、ここ15年色々学ばせて頂いたり、思いのたけを吐き出したりした、この場を失ってしまうことの重さが圧し掛かってきて、慌ててどうにかする方法を探し始めました。 幾つも方法はあると思いますが、とりあえず、成功した方法の一つをご紹介します。

■ 

このバックアップ方法の概略:

まずは、自分の関心空間ページを中心として、自分のパソコンの中に記録を取る方法です。(ネットにアップロードして見えるようにする方法は、又、別途KW化するか、後程加筆します)
最初に、ホームページクローン作成Proという無料アプリをダウンロードして、インストールします。(但し、これ、作者様が寄付お願い、と書いておられますから、世話になったらお礼の寄付を送金しましょう。 私は500円、ペイパル経由でお送りしました。)
サンプルに倣って、プレーンテキストに記載したダウンロードの指示書を作成します。(実質的には、自分の関心空間ページのURLをコピペすることと、バックアップしたいリンクの深さを書くだけなので、簡単です。)
立ち上げたアプリの指示書ウィンドウに、作成したテキストをドラッグアンドドロップすると、ダウンロード開始します。



前提条件:

Windows PCで使えるソフト「ホームページクローン作成Pro」を使います。 従って、Windowsユーザ向けの方法です。
長時間、かなりのデータ流量になると思われるので、家庭などでネットワーク料金固定の接続を介して行うことを推奨します。
何十時間もつけっ放しで使って構わないPCを使いましょう。(尤も、ダウンロード中も別の作業を行えますが、再起動とかすると、少なくともデータチェックは最初からやり直しになる模様)



手順:
リンク先の説明を読んで、落ち着いて実行すれば、私でも出来る程度ですから、大丈夫。
但し、ドラッグアンドドロップするテキストは、このKWの画像をよく見て、自分に合わせて修正すること。
それと、ダウンロードする深さ(depth)は、余り深すぎると時間がかかり過ぎます。 3で設定すると、クリック2回分の範囲までをアーカイブして呉れますが、雲衣。さんのページからこれをやってみたら、数時間かかりました。
★それと、設定テキストには、IDとパスワードを記入出来る部分もありますが、これは使わないで下さい。 関心空間の削除とか退会とか、怖いリンクを、自動的にクリックしてしまう可能性があります。(やって自分のアカウントが消えたり、キーワードが消えても、責任は取れませんから、悪しからず。)



個人個人でこのアプリを使って、バックアップ(アーカイブ)を取って、ネットに上げると、関心空間の断片が様々な処に散らばることになります。 どうせなら、一挙に全てをアーカイブして、一連なりでアップロードしたいので、当面は、用心の為に自分の周囲だけバックアップ、という感じにして頂ければ幸いです。 私の関心空間ページを中心としたテスト的アーカイブはここです。 宜しければご覧下さい。(静的ページなんで、コメントとかは出来ないです。 又、一定の期間後には、削除予定です。)



ちなみに、終了に備えて、Facebook上に、関心空間ユーザー会のグループを作成しました。 既に数十人が集ってますので、もし宜しければ、皆さまも、(念のため)ご参加下さい。 懐かしい面々が揃ってます。

価格
寄付ウェア
年(代)
2010年には既に存在
人名
マツモトヒロアキ

関心空間サービス終了の知らせが出た

遂に、来るべき時が来た、という感じもする。 確かに、最近、閑散としていたから。 10月31日にサービス終了するらしい。
そうは言うものの、自分のネット上の存在の、殆ど全て、と言って良い重要な場所だったし、関心空間で学んだことは極めて広く深く、僕にとって重要なものだった。

で、まずは、自分の関心空間ページを中心として、4レベルの静的(スタティック)アーカイブを取ってみた。
みてくれは、かなり本物に似ているし、リンクも素早く作動するので、下手すると、本家より読み易い位だ。

その情報を、関心空間ユーザーの皆さんに知って貰う為に、Facebook上に「関心空間ユーザー会」なるグループを立ち上げた。 あっという間に、古くからの馴染みのユーザーさんが集まってきた。 少なくとも、スタティックのアーカイブはそこに集う全員分作成したいものだし、これで、「同窓会」か「お別れ会」か分からないけれど、オフ会は開催出来そうだ。

更に、そこに掲載する為もあって、関心空間キーワードも作成した。 
複数個所で、この件について、同時進行で色々な話が継続している。

ニクラス・ルーマン入門―社会システム理論とは何か

ルーマンは、一つの単純な分離、すなわちシステムとその環境との区別にもとづく、きわめて洗練された社会の理論を展開した。 彼は、この根本的な分離を基礎に、世界の複雑性を把握するという冒険の旅に出たのだ。」

とある処で、ルーマンの名前を聞き、調べてみたら、自分が長年考えていたことと、近い分野について、大変なスケールの思索と著述を行っていた大学者らしい。

松岡正剛の千夜千冊でも、主著の「社会システム理論 上・下」が取り上げられているが、こっちはかなり難解そうなので、まずは入門書籍から取り組んでみる。

自分が考える「情報工学的世界観」と、ルーマンの間に、何か、繋がりを見つけることが出来るだろうか。

商品名
ニクラス・ルーマン入門―社会システム理論とは何か
価格
¥2,700
著者
クリスティアン・ボルフ,
Christian Borch,
出版社
新泉社
発売日
2014-04-25
URL
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787714066/kanshin-1-22/ref=nosim