自宅勤務が長引いて、15.6インチの4Kモバイルディスプレーを買ってみた

以前から、自宅で集中して作業をする際に、MacBookだけだと、画面が1面だけで、作業効率が低いな、と思っていた。 古いiPadを外付けディスプレーに転用するソフトウェアを使って、小さめの外部ディスプレーを付け加えたりしてもみた。 長男が残していった、古い液晶テレビを、FHD(1,920×1,080)のディスプレーとして使ってみるのも試してみた。 しかし、流石にテレビを食卓の上に設置し、食事の度に片付けるのは大袈裟だし、FHDだとちょっと外部ディスプレーとして物足りない。 普段オフィスで使っている、4Kのディスプレーが使いたいのだ。

ということで、モバイル用のサイズで4Kのディスプレーを探して、購入することにした。 

届いて、USB-Type Cのケーブルで接続すると、あっさり繋がって、表示が出来たのだが、流石に、15.6インチで4Kは、やり過ぎだったか。 ちょっと表示が小さすぎる。 そもそも普通の17インチ〜20インチ位のディスプレーが、FHDで1,920×1,080の画素数のところを、4Kだと、3,840x2,160の画素数、つまりそれが4面分なのだから、FHDのディスプレーが、15.6インチの半分の、7.8インチに縮小されたようなものなのだ。

オフィスで普段使っているディスプレーは、大きめの28インチで4Kなので、僕の視力からすると丁度良い位で、非常に快適に作業出来ていたのだけれど、流石に、15.6インチとなると、文字が小さ過ぎる。 デスクトップの文字の表示サイズが、標準で12ポイントになっているところを、最大の16ポイントに拡大してみたが、それでもまだ少し小さい。

一番使用頻度の高い、Chromeブラウザを、表示サイズ150%にしてみたら、かなり快適になった。 4K側に持ってゆくChromeのウィンドウは、今後は、150%に拡大することにしよう。 MacBookのメインディスプレーの方は、今まで通り、100%で快適だ。 ウィンドウの動きに合わせて、こういう調整をするのは少々面倒だが、まあ、段々に慣れて来ることだろう。

本当は、MacBookのメイン画面の上部に、この4Kのディスプレーが浮いて固定されて呉れると、首の左右の動きが不要で、眼球の上下動だけで済むので、一番有難いのだけれど、現状では、それを出来る物理的しつらえが無いし、このモバイルディスプレーには、VESA規格の固定用のネジ穴が空いていないので、そもそもディスプレーアームのようなもので、自分の好きな位置に浮かすことが難しいのだ。

カバンの中に入れて、外に持ち出して作業出来ることを優先して、15.6インチというサイズを選んだのだけれど、どうもちょっと欲張り過ぎた、というか極端過ぎたのかも知れない。 僕の品物選びに、良く有りがちな欠点である。

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MacBookの右側にあるのが4Kのディスプレーで、そのディスプレーの左下の1/4の面積が、1920x1080のFHD画面の情報量なのだから、流石に小さいよ、文字が

 流石に、右側にしょっ中首を曲げていたら、近いうちに腰痛を起こしてしまいそうなので、何とか、上に設置出来ないものか、と思っていた。 そこへ、知り合いが「俺はディスプレーアーム買ったよ」というコメントを呉れたので、それをヒントに、実家の両親の所から戻ってきていた、iPad用スタンドを流用してみたところ、ピッタシであった。

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iPad用にビックカメラで特売800円で買った記憶のあるスタンド、結構質感が高くて、しっかりしている。 しかし、流石に15.6インチのディスプレーを支えるには華奢だから、気を付けて使おう。

本音を言えば、このiPadスタンドの裏側に、耐震ジェルを貼り付けて、固定をしっかりしてしまいたいのだが、そうなると、今の食卓の上に、銀色のスタンドが永続的に鎮座することになって、家族の非難を浴びそうだから、そこまではやらないでおこう。

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買った値段は安かったけれど、結構質感が高くて、しっかりした作りだから、気を付けて使えば長持ちして呉れそう。