三つ子の魂百まで、は嘘だったのか?

子供の頃に、弱点を矯正することで、大人になってから良い人生が送れる、ということで、「三つ子の魂百まで」というような諺が人口に膾炙しているが、最近、真逆の主張をしている、こういうエントリを見つけた。 そしてそれは私の感触に一致する。

 

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子どもは苦手なことを直すのが苦手であり、子どもは自分を変えること、つまり自己改造ということがほとんどできない、というもの。

子どもの脳は乾いたスポンジのようなもので、吸収力が抜群だから、新しいものを入れればどんどん入る。大人たちは、そのような子どもの姿を目の当たりにして、「だから、子どものうちなら苦手なことも直るだろう」と思い込んでしまったが、実はそれは全くの勘違いで、生まれついた資質を、矯めることは、子供には非常に難しく、却ってこれは大人になら可能かも知れないことである、というのだ。

自分が受けた教育に、非常に思い当たる節がある。 そして自分が子供たちに施した教育にも、思い当たる節が有り過ぎる。 

もう今更、この代では修正しようがないが、孫の代には、お爺ちゃんが子供達(孫の親)に、上のことを説いて聞かせて、余り無茶な矯正を押し付けないようにしてやるから、嫌がらずに生まれて来て欲しいなあ、などと考えたのでありました。