喫煙コーナーのエアクリーナーが撤去された

先月から予告のあった、喫煙コーナーの撤去が実施された。 昼休みに1階までお弁当を買いに降りたら、もう踊場の喫煙コーナーがもぬけの空になっている。 喫煙者の皆さんには申し訳ないが、気管支炎の持病を持ち、長年煙草の煙に苦しめられている立場からすると、本当に嬉しい。 今までは健康の為に階段を使って1階〜5階〜9階を歩こうと考えても、煙草の煙が嫌でついエレベータを使ってしまったりしていたのが、今後は全く気にせずに済むのかと思うと、嬉しい。

撤去された喫煙コーナーの代わりに、1階の玄関ホールの片隅に密閉されたガラスの喫煙室が作られた。 金魚鉢のような空間で、それでも煙草を吸っている人達が居るが、ビルの上層階からわざわざ煙草を一服する為にここまで降りて来るのも結構面倒だろうと思う。

ファシリティマネージャーとしての仕事の中には、オフィスを「禁煙化」する、というのも含まれていて、結構様々な会社で色々な煙草との戦いを経験してきた。 しかし20年前の竹中工務店では相手にもされなかった「ビル内禁煙化」が、新聞社の本社ビルであるパレスサイドビルで実現するとは、まさに隔世の感を否めない。 出来れば若年層の喫煙、女性層の喫煙を押さえ込んで、より健康な日本の社会を実現したいものである。