朝起きると、肌寒い。 9月まで暑くて暑くて会社に着いたら、パンツ、シャツ、Yシャツを着替えていたことを思うと、随分素早く季節が変わるものだな、と例年の軽い驚き。 今年は特に3週間の出張があって、その間に夏は何処かに去ってしまったものらしい。

しかし、上に着るものを、まだ家内が出して来てなかったので、いつもどおりYシャツで駅まで歩いた。 湘南ライナーの中で着る為のウィンドブレーカーは鞄の中に入っているのだが、これを着ると、流石に長袖なので汗ばみそうだから、やめておいた。

東京駅からパレスサイドビルまでの歩きも、段々に黄色味を増してきた公孫樹並木を眺めながら、秋の訪れを感じつつ。 朝のジョガー達が全然見当たらないのは、どうしてだろう? ちょっと寒くなると直ぐに日和ってしまう、根性なしばかりなのだろうか?

最近ランニングフォームを改善して、左腕をクルリと回す悪癖を克服した「クルリン」爺さんも、相変わらず背骨の軸がぶれた走りで全然速くなりそうにない「モジャ」さんも、気の弱そうな面立ちに反して素晴らしいフォームで軽々走る「ケムール」氏も、誰も来ない。

今日は昼休みは神保町に行ってみた。 曇りで皇居に行っても楽しく無さそうだったこともあるし、毎度生活パターンが固定していると、脳味噌の老化が早い、と何処かで読んだので、気がついた時に、可能な限り行動パターンを変えるようにしているのだ。 「イノセント」のバトーじゃないが、ワンパターンだと読まれてトラップに罹りやすくなるし。(そういうことはありえないが。)

書泉グランデで、浦澤直樹の「プルートウ」を買った。 手塚治虫の「地上最大のロボット」の浦澤版、ということで、話題になったものだ。 あとは、東京堂NHKのビジネス英会話のCDとテキストを買ってみた。 最近、英語力の不足を痛感するので、あと15年働きたいとして、英語の修練は続けねば、と思った次第。 

ついでに星野之宣の「ムーン・ロスト」というのを見つけて、購入。 彼の真骨頂、SFもの、それも宇宙ものなので、期待する。

明日は有給休暇で会社には出ず、自宅で過ごすつもり。 スキャナを使って少し家庭内の書類の電子化を進めてみようと思う。 大枚はたいて購入した家の内部空間を、余り使用頻度の高くない紙類が占領し、その中から必要なものを探し出すことが出来ない今の状態は、実に無駄である。

ソフトとしては、安いし作業性が高いので、DocuWorksを使いたいと思う。 PDFと違ってXerox社しかサポートしていないデータ形式だが、既に100万本位売れたらしいので、ここ数年で消える、ということもあるまい、と信頼してみたりする。 自分がデータを作って、他の人と共有することで、DocuWorks形式を盛り立てることにも繋がるかも知れない。