ホットクックで、超簡単、初めてのローストビーフ作り

連休に、何か料理を作らないと、家庭内で肩身が狭い雰囲気があったので、物は試しと、ホットクックでのローストビーフ作りに挑戦してみた。 なんとなく、だけれど、力の籠った料理っぽいからね。

yuukiki.com

多分、上のリンクが、最も楽に作れる方法だと思われたので、ほぼ、その通りにやってみた。 肉は昨日、家内と480gで3000円の、割と良い国産牛モモ肉塊を購入してあったので、それをジップロックの袋に入れて、エバラ焼肉のタレの辛口を買ってきて肉が浸かる位入れて、そこにニンニクを1カケラ、スライスして混ぜ込んで、仕込み完了である。

ホットクックの手動設定で「低温調理」選択し、62度3時間、の設定を行ってスイッチ・オン。 後は、3時間待っているだけ、であった。 結果としては、下記の写真のように、ジューシーに美味しそうな桃色の仕上がりとなり、家族に大絶賛を受けることが出来た。

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問題は、国産牛モモ肉塊が、かなり高いこと、だろう。 娘に「同じ重量の出来上がったローストビーフの方が安いんじゃないの?」と指摘された。 確かに、そうかも知れない。 昨日、ローストビーフ作りたい、と言ったら、家内が結構良い肉を買って呉れたからなあ。 多分、安価なローストビーフは、米国辺りから輸入の肉を使っているのではないだろうか。  価格.comで調べたら、500gのローストビーフが送料込みで3,200円程度、こちらのタレとかニンニクとか調理の手間を考えると、拮抗しているよなあ。

bit.ly

肉は、米国産は信用ならないと思っているので、豪州産辺りを選ぶとすれば、半額程度で購入出来るようだ(1kgのブロックは、今回の約2倍の重量だからね)

item.rakuten.co.jp

今度は、こういう奴で、ドカン、と挑戦してみたい。

既製品を組み合わせてリモートワーク用の憑依端末を作る

新型コロナで、出掛けられない時期が長くなっている。しかし、家に居て、Zoomで繋がっていても、何か新しい出来事が起きることは稀で、結局、家の中のコンテンツに制限されてしまっている。 外に出て、事物を出会わないと、世界は動いて行かない。

ということで、iPadでのFaceTimeと四足歩行ロボットのSpotを組み合わせたユニットで、人間自身は家に居たままで、外に出て歩き回れるユニットを見つけて、おお、これこそ、と感心している。

wired.jp

Spotの安定した歩行は定評があるし、ちょっとした階段位なら、平気で昇降してしまう。 それに、画質と音質の高さで定評のあるFaceTimeで憑依して、出先にどんどん出掛けて行けたなら。 贅沢言えば、もう少し画面が高くて、椅子に座った大人の顔の高さ、と、立って歩く大人の顔の高さ、の2モード欲しいところだけれども。

これのままだと、単に自分が行ける場所が2箇所になるだけだろ、と思うかも知れないが、このユニットが、世界中に数百万台存在して、自分が、そのユニットの空いてる奴に、スッとログインして、同じ具合で使えるとしたらどうだろう。 自分の移動時間を殆どゼロにして、世界中を飛び歩くことが出来るようにならないか?

30年前、ノベル社に勤めていた時に、このアイディアを思いついて、友人に熱心に「これで会社作れないかな」と説いたのだけれど、誰も「無茶だ」と乗って呉れなかった。 確かに、あの時期では、ネットワークも遅かったし、ハードウェアもささやかなパワーしか持っていなかった。 足回りとして考えていたのも、モーターを付けた車椅子、だったし。

しかし、今は、もう、こんな強力なハードウェアが簡単に手に入る時代になってきている。 あとは、やるだけ、だろう。 

 

選挙での投票権の価値の計算について

このところ、選挙への意欲と関心が低下しているせいもあって、投票率が低下している。 私個人は、一度も投票を棄権したことが無いのだが、投票所に足を運ぶ意義を認められない人が、多くなっているようだ。

そもそも選挙での投票という行動には、直接的な個人利得は無い。 投票することで、代議士の選出の決定に参加し、自分の意思を政治に反映出来るという、「ささやかな期待」によって、動かされているものなのだ。

しかし、自分の一票は、本当に「ささやか」なものなのだろうか? 自分の一票が、どの程度の価値を持つのか、それを知らずに棄権してしまうのは、宜しくないだろう、ということで、思考実験として、衆議院選挙の投票権の金銭的価値を計算してみることにした。

荒い計算だが、衆議院選挙の一票の投票権の価値は、1,000万円に相当する、という計算結果が出たので、その計算の理由や根拠を説明してみたい。 揚げ足を取ろうと思えば取れる粗い論理立てだが、ご笑覧頂ければと思う。

先ずは、選挙によって選ばれる代議士の意思決定によって左右される金額だが、国会で審議される一般会計予算が、毎年約100兆円。 霞ヶ関の役人達が勝手に工面して使っている特別会計予算が毎年140兆円。 合計で、毎年約240兆円、という概算である。

solver-story.com

衆議院は、総理大臣を選出する機関であり、ここでの議決が、ほぼ全ての国の方向性を決める、という意味では、日本の国政の金の使い道を決める場所、と言っても概ね外れていない。(霞ヶ関特別会計は間接的支配になるが) この任期は、4年であるから、240兆円 x 4年 = 960兆円、まあ、約1,000兆円としておこう。

さてそれでは、その1,000兆円の使い道を決める議員を選出する、投票の数は、何票だろうか? これは、1億2000万人の人口の中で、有権者とされている人数だが、総務省のウェブページによると、約1億人らしい。

www.soumu.go.jp

4年間で1,000兆円の使い道を、1億票の投票で決めるイベントが、衆議院選挙、なのである。 とすると、1,000兆円を1億票で割り算すれば、一票の価値が分かる。 つまり、1,000兆円 ÷ 1億票 = 1,000万円/票 というのが答えになる。 誰にでも無償で与えられている一票が持つ潜在的な影響力は、1,000万円に該当するのである。

参議院の票の価値はどうするんだ、とか、死票はどう考えるんだ、とか指摘する点は色々あるとは思うのだけれど、スタート地点としての大掴みな計算としては、ここからスタートして良いと思っている。

収入が低い人も、有権者でさえあれば、1,000万円分の国家予算に関わる意思決定を、自分の力で代議士に託すことが出来る、というのは、民主主義の凄いところではないだろうか。 そしてその権利を行使せずに棄権してしまうのは、実に勿体ないことではないだろうか。

死票となる投票は無駄ではないか、と思うかも知れないが、自分の支持する候補に、1票余計に数字が入ることは、無駄ではない。 そして、今の低い投票率を顕現させてしまっている多くの棄権者が、投票所へ足を運ぶことで、死票を無駄にしないような選挙制度の改革も起こして行けるのである。

今の死票の多さは、小選挙区制度という極めて出来の悪い選挙制度の為に起きているが、それから利益を得て国政を左右している自民党を、追い落とさない限りは、自分の 本来なら1,000万円の価値のある投票が、永遠に有効にはならないのである。

 

 

 

会社組織で、一人一台パソコン、という常識が終わる時

そろそろ、一人一台、という常識が終わるのではないだろうか。 いや、私の知っている組織が旧態然としているだけで、世間では、もう、そうなっているのかも知れない。

 

事務所のある会社組織を作ったら、電話、パソコン、はデフォルトだったように思うが、今だと、最低限でスマートフォンさえあれば、電話としても、パソコンとしても使えるだけの能力を持っている。 iPhoneの最新版、モバイルディスプレー、Bluetoothキーボード、Bluetoothマウス、があれば、それで、パソコンの機能を十分に果たせる。

 

新入社員が入社したら、先ずは、スマホを渡して、そこから仕事を始めさせる、という社会が、もう来ているのか、もう直ぐやってくるのか。

 

iPhone 12 Pro Max 512GB 165,880円(税込)

Bluetoothマウス 3,000円

Bluetoothキーボード 3,000円

モバイルディスプレー 40,000円

iPhoneHDMI機器に繋ぐアダプタ 6,500円

合計 221,380円

 

まあ、出先での接続用の電源ケーブルとか、その他を入れても、23万円あれば、十分だろう。

そこに、出先で使える大容量SIMを挿してやる。 これが毎月10GBで、2,880円だ。(OCNモバイルOne)

今の古いタイプのオフィスでのコストと比べたら、随分と軽量化が図れるのではないだろうか。

こういった動きは、大学の新入学生からも、始まって不思議では無いのかも知れない。 しかし、新型コロナでキャンパスにアクセス出来ず、オンライン授業が多い昨今だと、Zoomなどを使う画面と、その脇に、ワープロ表計算やブラウザ画面が、別途に有って欲しいのかも知れない。

とはいえ、若い世代に、プログラミング出来る環境を与えて、必要な仕事の道具を作り出せるような、環境を整える、ということも考えた方が良いのだろうか。 早いうちからそういう仕事の仕方に慣れて貰った方が、長い目で見ると、組織の戦闘能力を高めることになるのかも知れない。 だとすると、プログラミングまで進む能力の無い人間には、本当にパソコンは不要なのかも知れない。

職場でどんな道具を与えるのか、ということについて、再度、考える必要がある時代がやってきたのだろう。

首相としての菅が「日本学術会議」会員への6名の学者の任命を見送ったことについて

菅という馬鹿が、日本学術会議という、学問の自由に立脚して独立でなければならない組織の人事に、平気な顔をして手を突っ込んできた。 安倍晋三も相当馬鹿だったが、菅という男は、それに負けない程度に、頭が悪い。

www.kyoto-np.co.jp

政治の圧力で、学問を歪めることが許される、とでも思っているのだろうか? そんなことをして、国と文化が、保つと思っているのだろうか。

本当に一刻も早く、自民党(とそれに協力する公明と維新)を、政権から追い落とさねばならない。

日本学術会議の前会長、京都大学の前総長である山極寿一先生が、任命拒否の理由を示すよう求めた文書を出したそうだが、10/01の時点では回答無し、だそうだ。

www.jcp.or.jp

学術会議は、日本の有力が学者が集まっているが、強い声を挙げるには、大学が、声明を発表するなど、明らかな行動を取る必要があるだろう。 又、我々一般人も、各々の立場で発することの出来る精一杯の抗議の声を上げて行く必要がある。

 

新型コロナの経済的打撃とベーシックインカム

新型コロナの感染を防ぐという名目で、大規模な自粛が行われ、人々の行動様式が大幅に変わったことで、人と人を繋ぐビジネス、人と人を一緒に動かすビジネス、は壊滅的な打撃を受けている。 飲食業、旅行業、興業関係とそれに連なる業界は大きな痛手を被り、回復の見通しは立っていない。

そんな中で、NHKの「映像の世紀」の「人類の危機」を観た。 

www4.nhk.or.jp

www.evernote.com

その中で、大恐慌の発生後、米国で次の大統領になるのではと期待された、ヒューイ・ロング、という民主党上院議員が取り上げられていた。 富裕層に課税して、貧しい人々に5,000ドル相当の農場を与えよう、という、ベーシック・インカムに近い主張を行い、凄まじい人気を博し、時の大統領ルーズベルトも、その政策をパクって対抗せざるを得なくなるほどの人気だったようだ。

bit.ly

彼は、そのままだったら、ルーズベルトを破って次代の大統領になると目されていたが、政敵の関係者にルイジアナ議事堂で射殺される、そして、下手人もその場で射殺される、という如何にも陰謀論的なやり口で唐突に人生を断ち切られてしまう。 

彼が大統領になっていたら、戦争に頼らずとも米国の景気が回復していたと思われ、日本との太平洋戦争が起きたかどうか、分からない。

どうやら、米国では、複数回、ベーシックインカム導入の提案が為され、かなり実現に近い所まで議論が進んでいたこともあったらしい。 しかし、不思議なことに、毎回、なんらかの邪魔が入って、実現していない。(そして、アメリカン・ドリーム、という嘘っぱちが人々を騙し、一握りの成功者と、大部分の敗残者、という格差社会を悪化させつつ再生産し続けて今に至る)

日本でも、新型コロナの感染拡大に伴い、同志社大の森山亮教授、駒沢大学井上智洋准教授等が、ベーシックインカム導入を唱えている。

globe.asahi.com

www.evernote.com

今、日本の政界で、真面目にベーシックインカムを唱えているのは、れいわ新撰組くらいのものだろう。 今の状況で、ベーシックインカムを唱えないこと自体、既に、問題の解決を諦めているとしか言いようが無い。

reiwa-shinsengumi.com

新型コロナの影響で、徹底的に経済が低調になっている今の時代に、ベーシック・インカム抜きに経済が回ってゆく、と言えるのは、首になる心配がまだ視野に入らない役人や大会社等の安泰な人達だけである。 ベーシックインカムを唱えない政党・政治家に、票を投じてはならない。

 

深層学習の初歩の試みと躓き

今年の始め、深層学習の勉強をしたい、と思って、身近で大量のデータを持っていて、分析したら意味がありそうなところは無いか、と考えてみた。 そこで、知り合いの比較的規模の大きい食堂に頼んでみたところ、割と快く承諾を貰えて、数年分にもなるデータを電子的に貰えることになった。

しかし、肝心のデータが手に入って、さて、そこに天候のデータとかを加えて、メニューや価格帯毎に分析してみるかな、と思ったら、新型コロナの到来である。 食堂は休業、そして未だに業務開始していない。 更に言えば、今までの消費パターンと、全く変わってしまったかも知れないので、過去のデータが役に立たない可能性が高い。

過去のデータは過去のデータとして、分析してみりゃ良いじゃ無いの、とも思うのだが、未来の予測に役立てられるのでないと、余り力が入らないのである。 気象庁のお天気データベースを探し出して、その日の気温や天候と紐付けして、その影響度合いも算出してみたいな、とか思っていたのだが、出鼻を挫かれてしまった。

まあ、そういう言い訳をしてばかりでは、何事も先に進まない訳で、自分の勉強の為であれば、一度、そういう御託を取り除いて、真っ直ぐに突き進んでみたら、良いのかも知れない。 最近、歳とって集中力が足りなくなってきたので、言い訳が多くなった気がする。 気力と体力が残っているうちに、出来ることはやっておこう。