Google Earth

「情報」の解放者Googleが2005/6末に放ったリアルとバーチャルを繋ぐ破壊的無料サービス。 当分遊べそうな気がする、膨大なサービス内容。

6/29に使い始めたばかりなのでまだ殆ど使いこなせていないのですが、相当高精細な衛星写真が地球上の多くのエリアをカバーしており、ズーム、回転、それだけでなく斜めから観たり見回したりも出来る上、自分の"Placemark"も登録してゆけるので、色々楽しめそう。

20050701注:色々な使い方に関して、Hotwiredが記事を掲載した。 http://hotwired.goo.ne.jp/news/... やはり地図上に書き込んだ個人的な記号やコメントを他のユーザと共有出来るらしい。 どんな使い方が出来るのか、これから考えるのが楽しみである。

とは言え、まずは膨大な使い方を少しでも学ばねば。

それにしても、こんなサービスが出てきたら、地球儀屋さんや地図屋さんは商売上がったりではないだろうか? だからこそ「情報の解放者」Googleなんだけれど、その情報を自由に無料で使えるように「開放」されてしまう側にとっては恐ろしい会社なんだろうな。

東京の中心部等は相当高精細なデータが入っているが、香港のデータは数年以上前のもののように思える。 又、マニラ、ムンバイ、ソウル等は、随分精度の低い写真しか使えていないように思う。 やはりデータの中心は米国なのだろう。 シンガポールのデータが雲だらけなのが面白い。 防衛の観点からわざと雲のあるデータしか出してないのか? 段々にデータの拡充を願いたいが、多分、中国なんか、データを出さない(出させない)というような状況が生じてくるのかな?

と思ったら、北京は案外高精細な画像だった。 もしかして米国が関心高い(警戒している?)ところは写真の精度が高いのか?

旅行好きの父に教えたら楽しめそう。 今度の休みに実家の両親のパソコンにインストールして来ようと思う。

ドイツのハンブルグ市ではGoogleEarthを使って都心部の完璧な3D化に成功したという記事が出ました。 観光都市として、訪問せずに3Dを満喫されてしまったら客足が遠のくのではないか、という心配も感じますが、これで実際に訪問したくなる、という可能性もある訳で、面白い試みですね。 日本でも森ビルが東京の1/1000スケールの模型とか造っていたように記憶してますが、ハンブルグ市の真似してみるのも面白いかも。 案外これとSecond Lifeの3D空間を動き回る技術を組合わせて、みたいな展開も有り得るかも知れませんしね。

2007/10/05追記
グーグル、世界規模での清掃活動プロジェクトを発表というのがあり、へぇ、と思ったらGoogleEarthチームの活動から始まったものらしい。 10/13-14までにGoogleMapsを使って清掃区域を個々の参加者(グループ)が宣言し、清掃後、結果の写真やビデオをGoogleMapsにアップロードして欲しい、とのこと。 日本からは10/5 10:45現在で、3箇所が参加している模様。 悪くないアイディアではないだろうか? こんな方向の使い方も有り得たのか、と目から鱗。 これが自治体・企業体ごとの競争意識にまで発展すると、大規模なキャンペーンになりそうな気がする。

価格
無料
発売元
Google
年(代)
2005
地域
地球全体