老人向け携帯電話機F672i

親の一人が、時々自分の居る場所や状況が分らないようになってきたようだ。 そろそろ携帯電話を持って貰わないと、何かあった時に困るかも知れない、と思って、老人向け携帯電話機を検索したら、ドコモで「らくらくホンIII」としてF672iが紹介されていた。

結論から言えば、良く出来ていると思う。 非常に期待出来る。 下の方にも書いたが、自分でも使いたい位、使い勝手が良いと思った。 オジサンの中でも機械が苦手な人種にはこの辺りの機種が結構受けるんじゃないだろうか?

ワンタッチダイヤルボタンが3個
これはある意味、非常に重要で、特に細かい機械操作に慣れていない老人に「アドレス帖を開いて・・・」なんて言えないしね。

大きなディスプレーで読み易い文字
非常に読み易い文字です。 最近、自分自身も視力が衰えてきたように感じるので、いっそ自分の携帯電話機もこれにしたい、と思う位、読み易いです。 これは老人には非常に大切だと思う。

キーボードが大きくて読み易い
押し易くて見分けやすい色分けのキー。 黒々と描かれた文字が実に読み易く思える。 これも素晴らしい。

この機種、万歩計が付いていて、一日一回位、その日に歩いた歩数が設定したメールアドレスに自動送信されたり、最後に携帯電話の蓋を開けた時刻が送られたりと、一人で住んでいる老人の安否確認機能みたいなのが結構充実していると思う。 ZDネットの評価記事 http://www.zdnet.co.jp/mobile/0309/... には、万歩計と連動して東海道五十三次の街道の画像が出るサービスもある、と書いてあり、今度、贈った先で是非試して貰いたい、と思う。

結局、明日12/24に家内にプレゼントとして届けて貰うことにした。 使って呉れると良いのだが。 うまく馴染んで使って貰えるようだったら、他の親にも贈ろうかと思う。

携帯電話は、「文字が小さくて操作が複雑」という先入観念をもった老人も結構多いように思う。 それを払拭出来るような使い易い製品だと、ある意味では「ユニバーサルデザイン」ということになって、様々な人に愛用される製品になり得るようにも思う。

2003/12/24時点で思ったのだが、この携帯を購入する時に、P-Doco?mini http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/... 辺りの商品紹介が入っている、とか、一歩進んでP-Docoの割引クーポンが入っている、とかいうサービスがあると、自分の今居る場所が分らなくなるような老人に向けた携帯機のサービスとしてはより良いと思う。(本当はこのP-Doco?の機能を携帯に内蔵して呉れるとより有難いんだけれど、多分それは本体のコストアップ要因になるから難しいんだろう。)

結局、実家の親の方は、携帯電話をキャンセル。 老人向け携帯は、昨日(2004/6/26)から家内が使ってます。 様々な機能への適応が出来る人と出来ない人の格差、問題ですね。
http://d.hatena.ne.jp/Jota_Shimazaki/...
メーカー
富士通 http://www.fmworld.net/product/phone/...
URL
http://www.ne.jp/asahi/halab/kano/ofc/hogen/00hogen/990917kinkyu.htm
URL
http://k-tai.ascii24.com/k-tai/news/2003/09/02/645747-000.html
URL
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/showcase_top/15821.html
URL
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0309/02/n_sagraku.html
URL
http://www.nttdocomo-h.co.jp/product/mova/f672i/