オフィスで再生紙利用

総務系の仕事をしていて、環境に最も貢献出来る行為の一つは、多分、コピー・プリンタ用紙を再生紙に切り替えることではないだろうか? 業種にもよるだろうが、大抵の会社では相当量の紙を消費している筈だから、ここで再生紙を利用するようになれば、新しいパルプの使用量を大幅に減らせるのではないか、と思うわけだ。

とは言え、社内資料なら兎も角、外部向プレゼンテーション(特にお客様向け)等は、営業部門が結構神経質なんで、紙質について文句を言われると怖い、という理由でなかなか踏み切れない面もある。(電力会社とかNTTみたいな巨大組織は逆に内部圧力のお陰でか、いち早く再生紙化されたようにも感じるけれど)

今の勤務先では、まだ再生紙の導入が出来ていない。 言い訳じみるが、去年入社してからの課題の一つなのである。(世界的な調達基準等が存在しているかどうか、調査している最中) 規模が中途半端なので、担当者の一存、ともゆかないし、会社で整然とトップダウンポリシーが展開されている、という大きさにも達していない。 多分外資なので、本社の英語サイトを念入りに探せば、何か規定があるのではないか、とは思うのだが。

普通紙と比較した再生紙の問題点は、
(1)色目が心持ち黄色っぽい
(2)繊維が粗い場合がある 
(3)レーザープリンタ等で加熱すると普通紙より
   多く「ふにゃ~」と曲がるように思える
だと思うが、(1)(2)は、メーカーの努力でもうあまり問題にならない程度だと思う。 あとは(3)の部分で、ユーザから文句が出なければ良いのだが。

名刺の紙には今でも「再生紙を利用しています」なんて小さく書いてあったりする。 あんな小さな紙片にも、そういう断り書きがしてあって、それがOKなんだから、コピー・プリンタ用紙にも極小さな文字で「再生紙○○%使用」なんて書いておいて貰えると、逆にこちらとしては社内での通りが良いんだけれどな。

他社さんがどんな風に再生紙の利用をしている(していない?)のか、分りやすく解説したサイト等、探してます。
団体名
オフィス町内会 http://www.tgn.or.jp/office-c/
URL
http://tpnet.nttds.co.jp/networks/kankyo/kanren.html
URL
http://tbs-eco.kanshin.com/