10年日記


10年間、毎年同じページに数行ずつ記入できる日記帳。 毎年同じような時期に、何をやっているのか、ということが分る、ということで、結構人気があるらしい。

10年前、父親がリタイアし、長男としてはボケ防止の意味も兼ねて、10年日記をプレゼントした。 今まで日記なんぞ書いたことのない父だったが、結構楽しんで毎日書いていたらしい。

今年11月末に電話して「来年からの10年日記、又プレゼントしようか?」と聞いたら、「もう買っちゃった」とのこと。 そこまで生活のリズムになって呉れたなら、プレゼント冥利(?)に尽きる。

実は、家内にも10年日記をプレゼントした。 長男が生まれた時のことだ。 しかし、結局、子育ての忙しさに紛れて、殆ど書けなかったようだ。 ま、そういう毎日の同じ生活のリズム、というのが確立されてないのも原因かも知れないし、私が勝手に贈ったんだから仕方ない。

自分自身は、ウェブ日記に興味がある。 手書きで紙に記載するより、ウェブで公開しながら、日々考えたこと、起こったことを記載していったら面白いかも知れない。

しかし、今存在するウェブ日記サイト、10年とか20年後に存続しているだろうか? そんな心配する位だったら、自分のローカルのHDDにhtmlで日記を作成して、借りたウェブスペースにアップロードしていった方が、まだ安心かもしれない。

ふと思ったんだが、紙の10年日記を、そのままスキャナでスキャンして、ウェブに365枚のJPEGファイルをアップする、という形式の10年日記はどうだろう? 現物の紙の日記帳が手許にあるから、安全だし、記入もし易く、かつ電子的に世界中から参照可能だ。

欠点はスキャンしたファイルが結構大きくなるであろうことと、書いた内容がよほど達筆でないと自動認識でテキスト化できないだろう、という辺りかも知れない。

ウェブ上で公開する日記には、余りにも赤裸々過ぎることを書くのは憚られる。(ような気がする) 必然的に、本当の実態を描けない、ということにもなりかねない。 その辺りは、書き始めるときに考えれば良いと思うが、その点でも紙の日記帳は良いかも知れない。
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