kosmix.com
■
例１：鎌倉（Kamakura）の検索結果
例２：Barack Obamaの検索結果
■
ニューヨークタイムズの記事から一部引用
＝＝＝＝＝ 引用開始 ＝＝＝＝＝
資金十分のシリコンバレーの新興企業KOSMIX社は、ブログやニュースサイトで頻繁に「いつの日かGoogleの好敵手になるかも」と書かれている。
KOSMIX, a well-financed Silicon Valley start-up, is often described on blogs and news sites as a search engine that may someday rival Google.
お世辞のように聞こえるかも知れないが、こういった言葉は共同創立者であるベンキー・ハリナラヤンとアナンド・ラジャラマンを苛立たせる。 というのは似たような分野の新興企業群が彼らのサービスの水準に遠く及ばないからではなく、彼らが伝統的な意味でのウェブ・サーチとは全く別のことをやろうとしているからである。
As flattering as that notion may sound, it rankles Venky Harinarayan and Anand Rajaraman, the co-founders of Kosmix. And that’s not because other start-ups making similar assertions have fallen laughably short of the mark. It’s because Kosmix is trying to do something that is quite different from traditional Web search.
「サーチは、その目指すところを十分に行っている。」とハリナラヤン氏は言う。 「我々はその分野で張り合えるとは思わない。」と。 Kosmixの目的は、あるキーワードやフレーズに対しての最適なドキュメントを探してくることではない。 目標は、ある物に関して、「もう少し私に説明して下さい」というようなものだ、と彼は言う。
“Search does what it does well, very well,” Mr. Harinarayan said. “I don’t think we can ever compete with that.” Kosmix, he said, is not about finding the best set of documents for a specific keyword or phrase. Instead, its goal is to “tell me more about something,” he said.
利用者が入力したキーワードかトピックについて、Kosmixはウェブ上からマルチメディア百科事典の一項目のようなものを瞬時に生成する。 多くの利用場面で、結果の出力はとても満足すべきもので、それらはまるで人間の編集者が（コンピュータではなく）情報収集して作成したように見える。
For a key word or topic that a user enters, Kosmix gathers content from across the Web to build a sort of multimedia encyclopedia entry on the fly. For many queries, the results are pretty satisfying and look as if they have been compiled by a human editor, not a computer.
＝＝＝＝＝ 引用終了 ＝＝＝＝＝
■
Kosmix自身をkosmix.comで検索してみると
■
そもそも、日本語に対応すらしていないサービスなので、利用出来る範囲は限られているかもしれないが、今後、ネットサービスが進む方向性の一つではないか、と思われるので、注目して行きたいと。 お任せ定食が大好きな日本人の国民性にも合致していると思うのだろうが、如何だろうか？
■
