電子ブック・リーダー「Kindle 2」

かなり完成度の上がったブックリーダー。 ゲームやらないし、カラーもそれほどうるさくなくて、要するに手軽にテキストを読みたい、私のような者にぴったりの端末。 日本でも大規模に発売して欲しい。 日本では類似した品をソニーが出したけれど、残念ながらコンテンツが揃わず、鳴かず飛ばず(だよね?)

携帯電話ネットワークで、これを携帯電話代わりに国内で使えるように出来ないものなのだろうか? この機材がBluetoothをカバーして、Bluetoothヘッドセット使用可になったら、携帯電話として使っても良いな、位の気分がするんですが。 あ、そしたらついでにタッチディスプレーも欲しいな、なんてことを言い出すと段々高価で重い物になってしまいそうだけれども。 

以下、ComputerWorldの記事からの引用

米国Amazon.comは2月9日、デザインを一新した新型の電子ブック・リーダー「Kindle 2」を発表した。2月24日に359ドルで発売される。

電子ブック・リーダー「Kindle 2」
 Kindle 2では、初代Kindleと同様に、3G無線ネットワークを通して書籍や新聞、雑誌、ブログをダウンロードして読むことができる。ディスプレイには実際の新聞を模した「電子ペーパー」を採用し、バックライト付き液晶ディスプレイ(LCD)のように眼精疲労を招くことはないという。現在、23万点の書籍のほか、新聞、雑誌、ブログといったコンテンツが提供されている。

 初代Kindleは大きくてかさばり、角張っていた。Kindle 2はデザインを全面的に手直しし、新しいボタン類や5ウェイのコントローラを備えるとともに、充電機能も改良されている。また、文章を検索したり、メモや注釈を付けたり、気になる文を強調表示したりできる。

 メモリ容量は初代の7倍以上の2GBに増え、1,500点以上の書籍を保存できる。Amazon.comで購入した電子ブックは自動的にバックアップされるため、ユーザーは自分のライブラリ内のタイトルをいつでも再ダウンロード可能だ。

 9日の記者会見で同製品を公開したAmazon.comのCEO、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏によると、バッテリー寿命は初代より25%延び、1回のフル充電で約2週間もつようになった(ネットワークをオフにした状態)。なお、ネットワークをオンにした状態だと稼働時間は4、5日だという。

 Kindle 2には新たに「Text-to-Speech」(読み上げ)機能が用意され、ディスプレイに表示できる文ならすべて読み上げることができるうえ、再生スピードを調節したり男女の声を選んだりすることも可能だ。内容を聞いているときにページの位置が保存されるため、あとでその位置に戻って読んだり、この機能を使って読み上げさせたりすることもできる。

 本体の厚さは0.36インチ(約9mm)と、iPhoneの0.48インチ(約12mm)より薄い。重さは10.2オンス(約289g)。ディスプレイは800×600ピクセルで、16階調のグレースケールで表示する(初代は4階調)。ページを“めくる”速度は初代より平均20%高速化しているそうだ。また、文字サイズは6種類から選ぶことができ、New Oxford American Dictionaryも収録されている。また、ベゾス氏によれば、Kindle 2では「Whispersync」という新しい自動同期技術を採用しているという。

2009/06/14追記
マイコミでKindleに関する新しい記載を発見、情報量多し。 結構注目度は高いようですね。

2009/11/10追記
Kindleは日本で受け入れられるか?というアスキーの記事。 結論としては、まだまだ日本語対応が出来ていない点で、興味・関心の対象を出ないが、この先、コンテンツが適切な価格で出てくるかどうかにかかっている、というもの。 特に、自分でPDFを独自フォーマットのAZW形式に変換した場合には文字化けする、というのが分かって、残念に思う。 Kindle DXなら、PDFを直接読み込んで表示出来て、日本語も表示するのだろうか?

発売元
米アマゾン社