コピミズム伝道教会

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情報工学を基本に、情報の複製と共有は聖なる行為である、としたスウェーデン発祥の宗教。 哲学を専攻する19歳の大学生イーサク・イェショーンスウェーデン語: Isak Gerson) によって 2010年に創始された。 



この宗教の信奉者たちは「コピミスト」と呼ばれている。同教会によれば、彼らは、意思を疎通させる行いは神聖なものだという信仰を持っている。
この教会のウェブサイトには、神や超自然的な現象については一切書かれてはいない。

彼らは、コピー・アンド・ペーストのショートカットキーとして知られている、Ctrl+C と Ctrl+V を聖なる象徴であると考えている。

全ての知識は全ての人のためにある。
知識の検索することは神聖である。
知識を循環させることは神聖である。
複製する行いは神聖である。

2012年1月5日、この教会はスウェーデン政府によって(法律上の)宗教として認められた。しかし、違法なファイル共有をも行いかねないこの宗教団体を認可したことは、この団体が違法なファイル共有をした場合に、この問題に対するスウェーデン政府の断固とした処置からこの団体を免れさせ得ることを示すものではない、と言われている。



情報工学をベースとした自分の世界観に良く適合しているので、スウェーデン語の情報が多いが、読み込んで日本語に翻訳し、日本のコピミズム伝道教会の拠点を作ろう、と思っている。 

海賊党党員として、元EU議員であった、Christian Engström のサイトに掲載された、コピミズム伝道教会の福音書

人名
イーサク・イェショーン
地域
スウェーデン
年(代)
2010
原題
Det Missionerande Kopimistsamfundet