電子化ファイリング検定

紙のファイリングがIT時代以前の事務の基本だったのと同じように、電子ファイルの適切な管理は、IT時代の基本である。 尤も、GoogleDesktop等のインデキシングソフトウェアがファイリングを不要にした、という説もあるが。 それでも尚、ある一定の知恵に基づいた規則に則って電子ファイルを管理してゆくことは、多くの電子機器ユーザの人生を圧倒的に快いものにするのではないだろうか。

以下は、日本経営協会の説明


=====引用開始=====
現代のオフィスで取り扱われる情報は紙の書類だけではありません。イメージファイルやHTMLで記述された WEB情報など、多様な形態による膨大な電子データも年々増加しています。これらも当然、経営資源として紙の書類と同様、適切に管理されなければなりません。ファイリング・デザイナー検定がオフィス文書の基本となる紙情報のライフサイクル管理を扱うのに対し、電子化ファイリング検定は、ペーパーレスを志向した電子データのライフサイクル管理が主眼です。そのためパソコンやインターネットさらにはセキュリティにいたるまで、現代のオフィスで使われる情報技術全般をカバーしています。ファイリング・デザイナー検定試験と同様に毎年2回実施されます。
=====引用終了=====


電子化ファイリング検定のグレードと主な内容:

【電子化A級】

組織内における電子化ファイリングシステムの企画・立案・導入・推進に関する管理と実務指導ができる知識・技能を有する。
(範囲)
トータル・ファイリングシステムの概念、イメージファイル・拡張子・記述言語(SGML、HTML、XML)等電子化文書に関する応用知識、インターネット技術に関する基礎知識、電子政府電子商取引の動向、国際標準化動向、電子公文書作成に関する実務知識、IT関連法規全般、文書の電子保存関連法規、ネットワークセキュリティの実務知識、暗号化と公開鍵認証基盤に関する実務知識など

【電子化B級】

電子化文書の実務知識を持ち、電子化ファイリングシステムの企画・導入と推進をリードできる。
(範囲)
トータル・ファイリングシステムの概念、オフィス文書管理の基礎知識、イメージファイル・拡張子・記述言語(SGML、HTML、XML)等電子化文書に関する実務知識、インターネットとグループウエアに関する基礎知識、電子化文書の国際標準に関する基礎知識、文書の電子保存関連法規の基礎知識、セキュリティと認証に関する基礎知識、日本語コードとブラウザに関する基礎知識


結構いい加減に電子ファイルに名前を付け、適当にファイリングし続けて四半世紀。 そろそろ心を入れ替えて、きちんと勉強してみようか、などと考えている今日この頃です。 A級は無理としても、せめてB級位には合格出来るように頑張ってみようかな、と。


団体名
社団法人 日本経営協会