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スパムメールフィルター

月間550億通のスパムメールが送信されているらしい。(2006年6月、米IronPort Systems社発表) 2005年と比較して2006年は83%増なので、その調子で増加が続いているとすれば、下手をすると今年は1000億通を超えているかも知れない。

電子メールアドレスは、ある意味でネット上に於ける自分の住所同様であり、そこには重要な連絡事項も、スパムも、色々なものが届く。 しかし、最近、とみにスパムが増えているように感じるのは私だけだろうか? それも、スパムフィルターを潜り抜けてメールボックスに届くものが増えてきた。

例えば、550億通のそれぞれ1通が、処理に1秒かかったとしよう。(勿論、フィルターで一網打尽になっているものもあるし、巧妙に受け取り手の興味を惹いて、数秒~数十秒かけて読まれるものもある。 ウィルスを伝染させて一秒どころか、数時間~数日にわたってユーザーの時間を奪う場合もあるだろう) 月間550億通のスパムが550億秒をネットユーザから奪うとしたら、それはどれほどの時間だろう?

一日は86,400秒。 一年は31,536,000秒。 550億秒は、1,744年に該当する。 年間に直すと、20,928年である。 人間が起きている時間を一日の2/3とすると、大体3万年分の時間を、一年間で地球上のネットユーザからスパムが奪い取っている、という計算にならないだろうか? 随分と長い時間だ。

人の寿命を80年として換算すると、一年間にスパムメールで無駄にされる時間は、人間375名分の人生に該当する、という計算になる。 非常に広く薄く被害が及んでいる為に、害悪は明らかに見えて来ないが、こういう形で試算してみると恐ろしい程の害悪をばら撒いているように思う。 

世界にスパム業者が何社あるのか知らないが、こうして計算してみると、そういう業者は、ネット世界全体から一年に375人の人生と等分の時間を奪い取っていることになり、それは「殺人罪」には問われないのか?と疑問に思う。 自分にとっては毎日数秒~数分のことであっても、世界全体では大変な時間なのだ。

今、主に使っているメールは、ニフティなのだけれど、最近、スパムメールフィルター(ニフティでは迷惑メールフィルター)を掻い潜るメールが増えてきている。 で、逆に、スパムメールフィルターに引っかかる通常のメールが増加しているように感じる。 今まで購読していたメルマガが引っかかっていたりするので、ウェブメールで一旦スパムに分類されたメールを目視してチェックし、必要なメールを救い出してから消去、という手順を一日に何度か行わねばならないのが、実に面倒である。

このキーワードの名称は「スパムフィルター」なのだが、ニフティがどこのスパムフィルタを使っているのか分からない。 ただ、最近、その効能が低下しつつあることを感じる。 で、この頃良く聞くのは、Gmailのスパムフィルターが非常に優秀らしい、ということ。 一旦Gmailを通してからメーラーで受けるようにしようかしらん? 有料のメールサービスなんだから、ニフティ社、もっと励んで良い精度を保って頂きたいものである。

2007/10/16追記
米国でのニュース「ポルノ・スパム業者に5年以上の実刑判決