Luminous Rack

頑丈で安価、かつ柔軟に棚板の変更が出来る、日本のDIYショップで良く売れているスチールラックの一つです。 丸い25mm径のポールに25mm毎に溝を刻み、スリーブと呼ばれるプラスチックの楔型の部材を使って頑丈な棚板を固定します。 多分、米国エレクタ社の名作「Erecta Shelf」のパチモノから始まっていると思われます。 下記のリンク先に、比較的詳しく記載されています。
徹底比較 エレクター・ルミナス・メタルラック

さて、本当なら本家エレクタを使いたいと思っていても、自宅のそばにあるDIYショップで扱っているのが一貫してルミナスのみなので、割引や部材入手の手軽さから、我が家のスチールラックは全てルミナスシリーズに統一されてしまっています。 これは予算の都合もあって致し方ない選択でした。 ロイヤルホームセンターが自転車で3分の場所にオープンする前はスチールラックはダイクマで購入したりもしていたのですが、それも偶然ルミナスシリーズだったのが幸いしています。

エレクタより防錆加工が弱いようで、10年程前に買ったポールに少し錆が出てきていますが、まあ、強度に影響が出るほどのものではないので、我慢しています。 本当ならステンレススチール製のスーパーエレクターで豪華に統一出来ると、そういう心配も無いのでしょうが、その辺りは費用対効果。 それ以外は破損したり曲がったりという問題は一切起こっていません。

家の中では、テレビ・ビデオ・HDDレコーダ・電話・ファックス等を纏めて収納したAVラックや、台所の収納、本棚兼文房具ラック等、様々な用途で6台も使っています。 1台が19mmポールで、残りはみな25mmポールの頑丈なものです。 このタイプの棚板は、ワイヤーラックなので、好き勝手な所にS字型フックを引っ掛けて色々なものをぶら下げられるのも魅力(魔力?)の一つ。 お陰でインテリアとしては誠にゴチャゴチャした感じになってしまうのですが、良く使うものを取り易い位置に置けるので、便利ではあります。

足回りについて: 我が家でのスチールラックの用途は、可動収納です。 固定収納ならもっと安価で適切なものがあるので、空間を有効利用出来るよう、車輪は必須です。 ルミナスは大抵はホームセンターでセットの安売りをしている時に購入するのですが、そうすると問題は付属してくるのが安価なプラスチックの車輪です。 余り荷物を積載しない状態で使うなら問題無いのですが、我が家のように貪欲に沢山のものを詰め込むと、強度が足らずに破損したり、曲がってしまったりします。 これは危険なので、大抵はストッパー付ゴムキャスター75(直径75mm)ゴムキャスター100(直径100mm)を別途購入することになります。 これが案外高価だったりします。(セット売りの本体と同じ位したりするケースもあったような記憶があります)

今後やってみたいのは、自分の机をLuminousラックで構成してみることです。 木製棚というパーツを使えば比較的手触りの良い作業平面を実現出来る筈で、更に足下に「コの字棚という部材を使えば、十分に実用になると思っています。 現在は台所の食卓だけが自分の作業場所、という情けない状況なので、小さくても良いから作業出来る平面をルミナス+ゴムキャスターで作って、家内や子供に食卓から追い出されても作業の状況をリセットしなくて済むように出来たら、というのがささやかな「書斎無しの貧乏父さん」の望みです。
発売元
ドウシシャ
地域
中国のシンセンで製造しているらしい