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読書メーターってものを知った

[経済][ラノベ][陰謀論][至道流星] 「羽月莉音の帝国」について

一日一冊程度の(僕からすると高速な)ラノベ読みの方のブログをちょっと覗いてみて、彼が読書感想を書くのに使っているサイトに跳んでみたら、「読書メーター」というサイトだった。 相当多くのユーザが感想を書き込んでいるように見受けられる。

膨大な読書感想文(?)が集積しているようだったので、とりあえずは至道流星の「羽月莉音の帝国」を探してみると、今日時点で296件もの評価が書きこまれている。 大半が「面白い」と「ラノベとしての質は大したことがない」というものなのだが、至道流星ラノベ仕立てで経済小説を書いている、という事実に注目している者は少ない。 

マスメディアに良いように操られて日々を過ごす羊の群れのような人々に、至道流星がある種の(特殊ではあるけれど、一理ある)世界の見方、読み方を語っているんだ、という認識は殆ど見受けられなかった。 皆、これが本当に文芸作品だと思っているのだろうか?

若い世代が、老人達に搾取され、日本の社会が活力を失ってゆく中で、経済システムの仕組みを真っ当に教えようとする幾つかの試みがなされていると思う。 至道流星もその一人だし、まおゆうを書いている橙乃ままれもそうなんじゃないか、と考える。 

我々は地球規模の巨大な「世界経済という名のリング」の上で中国やらインドやら働き者の新興国と戦わざるを得ない状況に追い込まれている。 周囲では「リンクそのものを設計した連中」がニコニコしながらテラ銭を取って眺めているんじゃないの? おまけに連中は都合が悪くなると、リンクの形状や構造自体を勝手に変えることで、自分たちだけは絶対に美味しい思いをし続ける構造になってるんじゃないの?というのが今の僕の世界観なのだが、そういった世界の「巨大な仕組み」を理解して、最終的には何とかそれに立ち向かうことでしか、日本の(アジアの?)若い世代は救われるまい。