著作権は5年で十分では?と山形浩生

山形が日経のサイトで、そういう意見を書いていた。 松本零士が「そばやうどんと一緒にしてもらっては困る。作家の作品は残るが、そばやうどんは私にも作れる」とかいう発言、がっかりさせられた。 以前から松本作品は結構好きだったのだが、有名になって彼も変わったようだ。 自分自身が様々な作品からヒントを得たり豊かな日本文化の土壌から吸収したものを使って作品を生み出して居るくせに、まるで自分だけで崇高なものを創造しているような勘違いをしている。 おまけに他の職業を低く見て居る。

僕は著作権の延長には以前から大反対だったし、山形の意見にはほぼ全面的に賛成。 作者の死後に家族を保護する必要なんぞ、ありはしない。 他の職業だって同じことだろう。 保護される権利なんぞありはしないのだ。