香港からの帰途

JALのチェックインを香港のセントラル駅で済ませた。 離陸が1435なのだが、Airport Expressのセントラル駅でチェックインを1305までに済ませていれば、少なくとも荷物は間に合うらしい。 ということは人間も大丈夫なのだろう。 今日は朝9時から12時まで切れ目無くミーティングが続き、終わってからメールだけダウンロードして急いで皆にさよならを言って香港オフィスを出てきたのだ。

今回は往路と違ってビジネスクラスへのアップグレードは無かった。(後で気付いたが、帰り便は結構空いていて、窓際の僕と通路際の他のお客さんの間の席も空席だった) 朝食が毎度の通りスターバックスのサンドイッチ一個だけで、昼ご飯も食べていないので、とてもお腹が空いて、ちょっと物悲しい気分になった。 Airport Expressの中で、今年の後半に片付けねばならないプロジェクトや仕事をノートに列記していったら、余りの仕事の多さに益々気が滅入ってきた。

席番号が42番で、ゲート番号も42番。 外人には関係無かろうが、日本人の身には随分と縁起の良い番号である。 そういえば「銀河ヒッチハイカー云々」とかいう英米のコンピュータオタク御用達のSFに「この全宇宙の目的は「42」である」というヨタ話が掲載されていて、Googleで「この世の全ての目的は?」と検索するとちゃんと「42」と出るらしいとどこかで読んだことがある。 僕もそっちの方向を信じて、42がダブルで来て縁起が良い、と考えることにしよう。

空港のいつものスターバックスでいつものようにパンを買い込んで齧ったら、少し空腹が紛れて気分が上向いてきたようだ。