スパム一日に550億通

マイコムニュースに、現在の調査で一日に送信されるスパムの数が550億通にのぼる、とのニュースがあった。 一通処理するのに1秒かかるとして、どの程度の人手を喰ってゆくのだろう、と思った。 

ふと思い立って計算してみたのだが、一日が86,400秒、一年が31,536,000秒に当たるから、毎日寝ずにメールを処理したとして、1744年かかることになる。 実際には一日の1/3程度しか使えないとすれば、5232人/年の労力が無駄にされているということになる。 人生で有効に仕事を出来る期間が40年だとすると、約131人の人間の人生に該当するだけの時間が、スパムで奪われていることになる。

考えてみると、空恐ろしい数字ではないだろうか? 殺人ではないが、実際には550億通のメールで一日に何人分の人間の人生が空費されて行くのか。 まあ、スパムメールだけじゃなくて、ダイレクトメールだって似たような物だと言えなくもないのかも知れないが。