Google本

出張の移動中や空港での待ち時間を使って、Googleという本を読了した。 現在進行形でのGoogleという現象を、会社創立から追っていったものだが、実に面白かった。 

特に以前僕も勤務していたノベル社のCEOだったエリック・シュミットが現在Google社のCEOを務めているのが興味深い。 あのインターネットの熱狂の時期、僕はノベルで負け戦の中で苦闘していたし、エリックも(全く違うレベルで、だけれど)同様だった。 彼が突然辞めたのは、Googleに引き抜かれたからとは知らなかったが、今は世界最高のネットの台風の目に在籍して活躍しているというのは嬉しいことだ。

Googleの将来戦略について、著者John Battelleは単に人類の情報検索を対象に考えているようだが、僕のGoogleに対する見方は違う。 それはいずれ別の機会に書くことにしよう。