夕刻、中国東方航空で上海へ

夕刻、香港での仕事を切り上げて上海へ向かう。 今回はドラゴン航空ではなくて、中国東方航空というところだ。 同僚から「余り良いキャリアではない」という評価があったので、さて、どうかな?と思っていたが、確かに余り快適とは言い難かった。

まず、チェックインの係員が英語が喋れない女の子で、隣の喋れる子に助けられてやっと手続きした。 チケットに記載された搭乗ゲートに行ったら、ゲートが変更になった旨、一枚の紙でペロッと貼ってあるだけだったので、マニラ行きと表示された元のゲートの周辺でちょっと迷った。 変更されたゲートでは搭乗が30分遅れた。 搭乗後、離陸まで更に20分程遅れた。 乗った後、毛布が配られなかった。(白人のオバサン達は借りてたみたいだが) 一点嬉しかったのは、キャセイパシフィックのマイレージカード(つまりOneWorldのカード)に、マイレージを追加出来たことかな。

最大の不満は食事。 やはりJALと比較すると美味しくない。 カンタスは豪快だけれど、不味くはなかったが、ここの食事は、小学校の給食を「美味しい」と評する僕の舌からしても美味しくない。 まあ、僅か二時間程のフライトでそんな美食にありつこうとは思わないのだけれど、ちょっとこれでは辛い感じ。 乗客は殆どが中国人で、大声で喋り交わすオジサンオバサンが多く、結構機内がうるさい。

とりあえず上海に着いて、順調に入国したのだが、今度はタクシー乗り場で、きちんと正規のタクシー乗り場に並んだのに、そこに居た中国人の係のオジサンに白タクのようなワゴン車に乗せられてしまい、不安なホテル行きになった。 結局値段的には少し安かった位だったのだが、「領収書を呉れ」と言ったら、どこかの別のタクシーの空港〜上海市内のレシートを車内の隠し場所から出して寄越したのが非常に怪しい。 上海では中国語が喋れないと何が起こっても不思議ではない、という感じだ。