ビルの周囲の街路樹を下からライトアップするのは止めて欲しい

日本生命の東京駅前の本社ビルの周囲には、何本もの街路樹が植えられている。 その下に夜間のライトアップ用の照明が埋め込まれていて、夕刻になると煌々と樹木を照らすのだが、ビルの周りを歩いていると、この下からの光線が非常に眼に痛い。 眼をそらして通り過ぎたいのだが、危ないし人通りも多くて、あさっての方向を向いて通れないのだ。 僕の見地からすると、一体どうしたらこんな無神経な設計が出来るのかと思うが、オープンして一年以上経って、未だにそのままライトアップされているということは、誰も抗議していないのだろうか? 街路樹の近くを人が歩かないように、それとない嫌がらせをしているのだろうか。

もしかすると、東京駅付近にいるホームレスの人達を寄せ付けない為に、わざと耐え難いような照明環境を作り出しているのかも知れないが、それにしても道行く一般の通行者にとっても、実に不快な設計だと思う。 今度、機会があったら、日本生命のファシリティ関係者にどういう考えでああいった照明を設置しているのか、尋ねてみたいと思う。

実際のところ、この「下からの街路樹ライトアップ」という非常識な照明は、日本生命本社ビルだけでなく、何箇所ものビルの周囲で行われているようだ。 時々出かけた先で辛い思いをさせられている。 もしかすると僕の視力が良いので、一日の終わりに余りに眼精神経が疲れ果ててしまい、一般人なら全く平気な程度の下からの光に耐えられなくなっているのだろうか、とも思うのだが、常識的に考えて、あの光量が一般人の目に辛くないとは思い難い。