オンラインでの楽曲購入初体験

生まれて初めて音楽をオンラインで購入した。 つじあやの「風になる」。 アニメ映画「猫の恩返し」でエンディングに流れた曲だ。 映画そのものは僕にとっては余り面白く感じられなかったのだが、最後の曲が非常に調子が良くて、そのあと数時間、メロディーが耳の中を旋回していた感じ。

それから既に一年以上経ったのだが、どうしても忘れられないので、楽曲を買う決意をしたのだ。 本当は長男のiPodが今手許にあるので、Apple Music Store経由で購入したいのだが、オープンが今年の8月とかいう話なので、もう待ち切れない。 仕方ないのでMSNで買うことにした。 Windows Media Player v10をダウンロードし、それで再生する。

最初、異様に音が割れてザラザラしているので吃驚したのだが、実は、

PC=>ドック=>マイク・スピーカー切り替え装置=>ヘッドフォン

という長い経路で接続していたことに気付き、

PC=>ヘッドフォン

に変えたら、一挙にクリアな音になった。 多分、この安っぽいマイク・スピーカー切り替え装置がいけないんだろうな・・・ 先日スカイプの音質が悪いと言われたのも、このせいかもしれない。

マイクやヘッドフォンも、最近はPCの重要なマンマシンインターフェースの構成要素だと痛感する。 以前はディスプレーとキーボード、マウスさえ気持ちよく使えれば、スピーカー等は気にしなかったのだが、マルチメディアを取り扱うPCの能力が向上し、人間の情報入出力の大半を司ることが可能となってきた今、この分野はもっと真剣に検討されて良いような気がする。

★それにしても、一曲210円って、異様に高くないか? CD一枚に10曲位入るとして、2100円とか、そういう計算の仕方をしているのかも知れないが、物理的なCDもケースも流通コストもパッケージ内のジャケットみたいな紙も、一切合財抜きになっていてこの価格というのは納得が行かない。 もう少し納得出来る価格にならないものだろうか?