帰国の途に

朝7時頃にホテルで目を覚まし、家内と二人で一生懸命荷造り。 色々買い込んであった食料品を捨てるのも惜しいから、子供達と一緒に片づけ食い。 程よい朝食となった感じ。

明け方、ドアの下から放り込まれたホテル料金の精算によると、結局追加の料金はインターネット接続分の70ドルだけらしい。 一日10ドル。 アジアのホテルと比較して、随分安い。 まあ、速度が速かったかどうか、に関しては、あまり重たいダウンロードやらビデオチャットやらをやらなかったので分からないが。 会社のメールに最初繋げなかったシドニーのネット接続よりずっと使い易かった。

タクシーでJFK空港に向かう。 韓国人の運転手が、下手糞な英語だが親切そうに挨拶して呉れる。 英語の具合からして、ごく最近NYにやってきた人らしい。 NYには韓国人が8万人居る、LAには10万人だ、と数字を紙に書いて説明して呉れた。 まだ大きな数字の表現に自信が無いらしい。 事実、10万人を1万人と言い間違えていた。(韓国の数字の勘定は、日本と同じで4桁区切りなんだろうな、と想像される)

JFKでは順調に出国手続きが進み、出発まで1時間半以上余ったので、ターミナル内の売店巡りをして、少しお土産を買ったり。 メトロポリタン美術館のショップの出店でCDを買った。 

自分用のお土産としては、複雑に絡んだNYの地下鉄路線図を印刷した巨大なマグカップが欲しかった。 今会社と自宅で愛用しているスターバックスの巨大マグより更に大きいので、コーヒー三杯入れて更に沢山牛乳を注ぐことも可能だと思ったのだけれど、家族全員から「これ以上マグカップを買ってどうする積りだ」と反対されて挫折。

帰りの便は1150発。 帰途のノースウェストの機内でも、やはり鼻水が大量に出て、埃なんだか花粉なんだか知らないが、空気の清浄度が低いことを伺わせる。 フィルターがあって空気を濾過していれば、こんなに悲惨な症状を呈することも無かろうと思うのだが、まことに腹立たしい。