シドニーへ飛ぶ

午後、成田へ向かう。 夜8時過ぎのカンタス便なので、ゆっくりで良いのが有り難い。 チェックインすると、JALのラウンジとカンタスのラウンジが共同運用になっているのに気づいた。 多分、JALのラウンジにカンタスが間借りさせて貰っているんだろう。 飲み物にも「スカイタイム」など、JALのオリジナルドリンクが提供されている。

イーサネットケーブルがあるかな、と思って歩き回ったが、どうやらこの「さくらラウンジ」では、電話のダイヤルアップしか出来ないように見える。 仕方ないので、窓際の電話ジャックのある席に荷物を置いて、飲み物とクッキーを取りに行く。

席に戻って来たら、近くの席に見覚えのある顔が。 高校の同級生だったT君である。 今は弁護士として日本有数の弁護士事務所に勤めているらしい。 彼はJALで上海の彼の会社の支店のオープニングセレモニーに出席するらしい。 う〜ん、僕はどちらかといえば、支店のオープニング前に走り回って準備する側だが、高校の同級生の中でも偉くなった連中は、その会場で談笑する側に既に廻っているんだな、と。 まぁ、人生様々である。

最近は、高校の同窓会では僕の他にも、香港に駐在しているTS君、バリバリのエンジニアで中国への技術転移に携わっているIM君など、中国に関係のある人たちが増えている。 やはり中国が大きな影響力を持って来る、というのは否定しがたい流れなんだろう。 それが日本にとってどういう意味を持つのか、我々は真剣に考えねばなるまいが。