台風16号の影響を眺めながら出社

昨晩から引き続き台風16号による強風。 時折雨がぱらつくので、家内に頼んで車で平塚駅まで送って貰った。 案の定、東海道線も10分程度は遅れている。 昨夜、強い風と雨の音で余り良く眠れなかったので、湘南ライナーの中で早速眠ろうとしたが、高い湿度を除去する為か、異様に空調が強く、ウィンドブレーカーを着ていても頭と首筋に風が当たって眠れない。 仕方無いのでウィンドブレーカーのフードを被って完全防備の形で眠る。

東京駅で降りると、風は強いが空は少し明るくなってきていて、降りそうになかったので、オフィスまで歩く。 新丸ビルの前辺りで、体がもってゆかれるほどの強風。 多分風速20m程度だったと推測するが、これが40mだったり50mだったりしたら、これは転倒して怪我もするわな。

皇居のお濠は、昨日までの一面の臭いアオコが一掃されて、普段の緑色に濁った水面に戻っている。 風でアオコがどこに吹き寄せられたのか、雨が大量に降って、お堀が増水したので、放水したのに伴ってアオコが流れてしまったのか、それとも風と雨でお堀の水と水面に浮かんでいたアオコが攪拌されたのか? いずれにせよ、異様な臭気を放っていた夏のアオコが無くなって、皇居の水面が(一旦は)綺麗になったのが嬉しい。

東京消防庁の脇の街路樹が吹き倒されて、大きな根を地上に現し、周りを黄色いロープが囲っている。 道の向こう側なので、良くは見えないが、凄まじい風速だったようだ。 もしかすると、三井物産東京消防庁の二つのビルのビル風の影響もあったのかも知れない。 それとも街路樹自体が半分腐っていたのかも知れないが。

防災を職務とする消防署の脇の街路樹が倒れて、誰かが怪我をした、なんてことになると洒落にならないが、怪我が無かったことを祈りたい。