マニラから香港へ移動

昼過ぎ、ホテル差し回しのタクシーで空港へ向かう。 マカティ市の中心街がかなり近代的なビル群になっているのに比べて、マニラの空港はいつ見ても古臭く、薄暗い。 これってわざとこのままにしているのか、それともマカティ・ストリートを押さえているフィリピンの金持ちアヤラ一族が、異様な金持ちであるだけで、フィリピンという国家自体は、未だにこの空港並みの経済力しか持ちえていない、と考えるべきなのか。 多分、後者なんだろうと思う。

香港のオフィスの皆さん向けに、毎度お馴染みのドライ・マンゴーを買う。 空港内だとどこでも同じ値段だろう、と思ったのだが、念のためチェックしてみると、2〜3倍の価格差がある。 この辺りも日本とは随分違うところだ。 家族や日本の分も含めて10袋を購入。

うろうろしているうちに、ベネトンショップの前で、家内の愛用のコーチのバッグに形がよく似たバッグを見つけた。 彼女の大切にしているバッグは、毎日使うと傷んでしまうだろうから、日用で使えるものを一つ持っていても良いだろ、と思い購入。 7,000円也。

香港には夜9時頃到着した。 機内食では足りず、ホテル前のオリバーズというサンドイッチ屋でサンドイッチを買って夜食。 明日は朝から香港オフィスで目一杯ミーティングがある筈だが、結局、色々ネットで読んだり書いたりして、寝たのは深夜だった。