SさんやPさんと昼食で靖国神社問題や、日本の神道の話

そういえば今日は潅仏会だね、なんていう話をしている内に、日本の宗教の話になり、韓国の宗教比率の話に発展した。 韓国ではキリスト教が多いのか、と思っていたが、案外仏教と半々位らしい。 以前誰かが90%がキリスト教徒、なんて言ってたが、どういう調査対象で出てきた結果だったんだろうか?(若い世代だけ調べた、とか?)

その後、Pさんから靖国神社問題について、どう思うか、という質問が出た。 これは弱った、と思ったが、「世界中どこの国でも、国家の戦争の為に亡くなった方々を祀り、敬うことの無い国家は有り得ません」と回答しておいた。 ある意味、近代国家は「暴力装置」だから、その「暴力」である最たる表象の戦争で死んだ人を祀ることは、国家にとって最重要事の一つかも知れない。 

A級戦犯がどうの、とJ.L.君が言い出したところで、東京裁判戦争犯罪を裁くルールを戦後作って、それを遡及して日本の戦争責任者に適用し、処罰を行った、実に史上類の無い「勝てば官軍」的な戦勝国側の身勝手な裁きであったこと、インドのパール博士だけが日本を弁護して呉れたことに僕が今でも深い感謝の念を感じていること、等を語っておいた。 

で、SさんとPさんがちょっと驚いて、「我々と同じように米国に批判的なんですね」と言うから、勿論です。 と言っておいた。 でもSさんから、靖国の問題は、韓国でも激烈に反応する人がいるから、あまりおおっぴらに言わない方が安全です、と忠告された。 確かにそうかも知れない。